投資中級者のためのオンライン講座  

    相場参加者が迷っているときについてです。

 

 

    投資の教材には、レンジ、上昇トレンド、下降トレンド

    という説明がしてあります。

 

    こういう形状に視点を置く見方もありますが、別の視点

    必要です。

 

 

    例えば、

 

 

    急激に短期間で下落(①)した後、長い間、レンジ(②)に

    入っているチャートがあるとします。

 

 

    このときに

    ①の期間を長方形で、頭の中で、描きます。

    そして、期間をX 下落分をPとして、

    P÷Xを概算で計算します。・・・・A

 

 

    次に、

    同じように、⓶の期間を長方形で描き、

    P÷Xを計算します・・・・B

 

 

    急激に短期間で下落しているときのP÷X (A)と

    長い間、レンジにいるときのP÷Xを (B)比較

    しますと、(A)の方が、断然大きい値になります。

 

 

    つまり、投資をする場合、(A)の方が、(B)より

    短時間で、お金を増やしやすいのです。

 

 

    こういう視点で、チャートを見ることが大切です。

 

    レンジの場合は、方向性がなく、相場参加者が買い・

    売りで迷っていますので、「方向性を読みにくい」

    です。かつ、P÷Xの値が低いので、時間効率あたり

    の利益が小さいです。

 

 

    こういう考え方を持ちますと、レンジのときは、

    エントリーをしなくなります。つまり、損切貧乏

    から脱出できるようになります。

 

 

    終わり。