She wakes up
Rage and grace
Pulling me closer, pushing away
And me
The sharpest thorn on your vine
Twisting and turning
We're all intertwined

Broken wing
Empty glass
Words that scream and bounce right back
She says, you know
We'd all like to rearrange

I wish I could fix you
And make you how I want you
I wish I could fix you
And I wish you could fix me

I wish I could heal you
And mend where you are broken
I wish I could heal you
And I wish you could heal me


A beaming sunrise buries the night
The setting sun destroys the light
Then she says, baby
I've gotta get going
Cutting each other
wihtout even knowing

She sees a million stars
Like holes in the sky
All God's tears for her they cry
And I am in her rain



彼女が金魚水槽を拡張した

金魚水槽というか…
桃次水槽か


桃次が彼女んチに来たのは8月だったっけか?
ショップで散々に悩んだ末
ようやく決心して数匹いる桜錦から彼(たぶん♂)を選んだな

きっかけは多分
俺の『君は桜錦に似ている』と言った事だと思う




ウチにも桜錦がいる
桜錦なのに【梅子】と名付けている

プレコには名前は付けてないが
ミドリフグとハリセンボン
そして桜錦には何故か名前を付けている

魚と意思の疎通なんて出来やしないのだろうが
フグと金魚は時折、何かを訴えているような…
そんな気がする





きっと
桃次水槽にも金魚が増えるだろう
桜錦が増えるか
桜東にするのか
はたまた蘭鋳か

どの金魚もコロンとした体型の
愛らしい金魚だ



土曜日
彼女が来る

本当に久し振りに彼女と会う


さっさと仕事を片付けて
一緒に金魚を見に行こう

久し振りに早く帰ってきた

ブッ壊した体も少し良くなってきたようだ


玄関を開けると相棒が足元に纏わり付いてくる


ひっくり返して腹を撫でてやると
眼を閉じて嬉し気にゴロゴロと咽を鳴らす



まったく気楽なものだ





昨夜の電話
彼女に『飼い猫が家事してくれれば良いのに』と話をした
猫の手も借りたいというヤツ

ぴんと立たせた尻尾をピクピクさせながら俺の後を追い掛けてくるコイツが家事を手伝ってくれたら
かえって大変な事になるだろうと思い含み笑う



一通り構ってやると満足したのか
定位置に着き丸くなる彼



子猫の時は構っても構っても
まだ足りないとばかりに飛び付いてきた
歳を取ったんだなと感じる


彼との付き合いも随分と長くなった

道路の脇
段ボールに入れられた彼を見付け
車に乗せた直後に大粒の雹が降ってきたのを覚えている
アンダーパスで停まっていた車が見る間に雹に埋もれていった

もし彼を見付けるのが少しでも遅れていたら
きっとあの時の車のように
小さかった彼の体も雹に沈んでいただろう




まだまだ長生きしてほしい
出来る事なら
彼の尻尾が二股に別れて
人語を喋るくらいまで長く生きてほしい



目を移すと
お気に入りの座椅子の上で気持ち良さそうに寝息を立てている
猫の寝顔は心なしか微笑んでいるようにも見える


名前を呼ぶと
目を閉じたまま小さく『にぁ』と返事を返してくれた