さてさて、
アメリカではひとつの学年を
卒業する年でさして、
クラスオブ2024
CLASS OF 2024
というふうに呼びます。
今年卒業する生徒たちは、
前の年2023年夏から
最終学年が始まっています。
でも、学年が始まった年ではなく、
学年が終了する年で彼らの事を呼ぶ。
2024年卒業のクラスだよ、ということね。
ちょっと独特で
アメリカに住み始めてから
慣れるのにしばらくかかりました。
子どもたちが通い、私が勤めていた学校区
キャロルトンファーマーズブランチISDも
今日は朝から5つの高校が卒業式のよう。
朝の8:30開始が一番手で、
最後の卒業式は19:00からとなっています。
ダラスからひとつ北の街の
ノーステキサス大学
University of North Texas アリーナや
ブルックヘブン大学
Brookhaven College のホールを借りて
式典が行われます。
それは、高校の卒業式は、
大学に劣らぬビックイベントだから!
父親母親の参加はもちろんのこと、
祖父祖母・親族一同もほぼほぼ参加。
アメリカはモダンファミリーが多いから、
おやごさんが離婚していて
それぞれに新しいファミリーがいたり、ね。
みんな一緒にやってくるから
卒業式に🎓!
そういう団体さん+卒業生の友達
(うちの場合日本語補習校の友人たち)も
参加してくれます。
高校にあるホールではせますぎるんですね。
人数的にも駐車場も。
娘の時は、なぜわざわざ
卒業式をしに違う街まで行くの〜??と
おもっていましたが、
出席してみてガッテン でした
卒業式の装束はアカデミックハット&ガウン
首にかけているのはストールとオナーコード
それらは所属していた団体を示しています。
(それぞれの意味は文末の記事へのリンクをどうぞ)
さて、卒業式の入場は、
学業のトップから10位までが先頭で、
そのあと苗字のABC順に。
つづいて、
アメリカ特有のプレッジ:pledge 発音 があります。
右手を胸に当てて、国への忠誠をちかう、あれ。
学年代表がリードします。
そして、恒例の卒業生代表のあいさつ。
まず学年2位の生徒
そしてトップ、卒業生総代
と続きます。
それぞれに呼称があって、
これがまた、日本にはないからムズカシイ。
1位 ヴァレディクトリアン : VALEDICTORIAN
2位 サリュタトリアン : SALUTATORIAN
と呼ばれますよ〜。
真ん中の男の子がサリュトリアン↓
そしていよいよ、
トップ10の生徒から順番に名前が呼ばれ、
先生方やISDの偉い人のおられる
↑の写真のような舞台にあがって
卒業証書をいただいて、
めでたく卒業、となるのですね。
その舞台に上がって、証書をいただく時に、
家族一同+αが、トキの声をあげるのです。
生徒の名前だったり「ブラボー!!」だったり、
なかなかの音量です
(ですので、
私たちのように家族はアメリカ大陸に4人だけ、
というのは、少々おさみし山。
娘の時の補習校のお友達、
息子の時のブラスバンド部の後輩たちには
花をそえてもらって、感激でした〜)
証書を小脇に舞台を降りると、
カメラマンが待ち構えており、
卒業証書をもったアメリカンスマイルをパチリ✨
ということで、
ざっくり卒業式、終了㊗️。
CLASS OF 2024の皆さん!
ご卒業、おめでとうございま〜す。
みなさんの現在に、そして未来にも
もちろん!幸多かれ
今日もあなたらしい1日を。
Have a great day♡
Love you all, and our earth.
卒業式関連用語は↓から
🎓 アメリカ卒業シーズンまとめ