学年の決定は、
日本と同じで
子どもの誕生日によって
区切られています。
テキサス州では、
９月１日が日本で言う３月３１日。
同じ年の生まれでも
９月２日生まれの子どもは、
次の学年になります。
ただ、やはり子どもの成長はそれぞれ違いますので、
８月から９月１日までくらい生まれのお子さんの場合、
１つ年学年を遅らせる
という希望を学校に伝える事ができます。
アメリカ人の親御さんの中には、
うちの子は少し成長が遅いので、
幼稚園に入れるのを１年待っていれる、
というケースもままあります。
（特に学力のみに限らす、
大人しいとか体格が小さいとか、
理由はさまざまです）
この９月１日に学年があがる
というポイントで
アメリカに来てまもない
あなたのお子さんが
学年が日本より一つ上になる場合。
（日本でいう「早行き」「早生まれ」
に該当する場合）
語学も心配だし
現地校はひとつ学年を落として始める
という柔軟な考え方も
あり！だと思います。
また逆に、
お誕生日が９月２日以降すぐの場合、
就業してから、学力的にも体力的精神的にも
もう一つ上の学年でやれると（親御さんが）思うと、
学校区によっては
飛び級の審査を受けることも可能です。
学校区によって呼び名は違いますが、
Advanced Academic Service:
（進んでいる子の学問サポート）
という部署があったりします。
↑Carrollton Farmers Branch Indipendent School District
キャロルトンファーマーズブランチインディペンデントスクールディストリクト
の Gifted Program ギフテッドプログラムウェブサイトからお借りしました。
特に教育熱心なインド系のご家庭で
こういった申請をされる事がよくあります。
１０月生まれくらいのお子さんでも、です。
けれども、基本的に学校区は
州の法律に定められた学年の切れ目に従って
子どもの学年を決定いたします。
飛び級繰り上がりの申請は滅多に認められません。
（申請＆却下が多いのは幼稚園の年齢）
親御さんがお子さんを見る目
校長先生、学年の先生方がお子さんを見る目
ちょっと違っているコトが多いです。
また、お子さんの年齢が、小学校（５年生）に入るか、
中学校（６年生）になるか、
ぎりぎり、
というケースは要注意です。
これは小学校と中学校の
授業システムの違いによります。
システムの違いは次回、ご説明しましょう。
学年を決めるという事② はこちらから
