土曜日の琥珀HDは何とも悔しい結果に
7月13日（土）函館3R・3歳未勝利（芝1200m）に、☆角田大河騎手54kgで出走、2番人気に支持されて、馬体重は前走からマイナス4キロの488kgでした。連闘での出走となりました。馬の状態も問題はなく、レースでもスタートを五分に決めると、先行勢を見る形で中団を追走して行きました。3コーナーを過ぎて勢いよく外目から進出していき、先行各馬に並びかけて直線を迎えました。自分から勝ちに行く競馬で、このまま一気に差し切るかと思われましたが、勝負どころの勢いはなく最後は脚色が鈍ってしまいました。先に抜け出した2着馬をとらえることは出来ず、後方からの強襲も受けてしまい0.4秒差の3着でレースを終えています。
「すみませんでした。なんとか決めたかったんですが…。競馬自体は良かったと思います。連闘も問題ありませんでしたし、テンションもこの馬なりに落ち着きがありました。スタートも3戦の中では1番良かったですし、勝負どころで動いて勝ちに行く競馬もできました。ただ、前を捉えきれず、後ろに抜かれたのは悔しいです」（角田大河騎手）
すみませんでした。今日もパドック、返し馬では煩いところを見せてましたがゲートでは落ち着いていてちゃんと出て良い位置でレースが出来ましたね。これならといった展開でしたが前の馬は強かったですね。函館3戦目で連闘でしたが権利は取れましたのでこのまま札幌開催で使いたいと思います。札幌までの輸送がありますが帯同馬をつけて少し早めに輸送する等考えたいと思います（友道康夫調教師・他場臨場）
「まだ馬が子供子供していて操縦性が難しく、外からギュッと上がって来られた時にうまく対応できない感じでした。それで包まれるような感じになって後ろまで下がってしまいましたからね。最後は芝でもやれる脚を見せてくれましたし、力はありそうなのですが、いかんせん幼いところがありますから…」（岩田康騎手）
「どうも難しさがありますからね。結果的にはちょっと慎重に乗りすぎた感じでしょうか。最後に脚を使ってくれた点は良かったのですが、権利が取れなかったのでこの後をどうするかです」（蛯名正調教師）
◆序盤は中団につけていましたが、終始フワフワするような走り。終いは脚を使って盛り返しを見せてくれたものの、３角手前で馬群が凝縮した際にポジションを落としてしまった影響は大きく、さすがに厳しい競馬となってしまいました。なお、このあとは、「はたして権利なしで芝に使えるかどうか。馬の状態、そして想定を見て、どのレースに向かうかを考えていきたい」（調教師）と思います。（ＨＴＣ）
杉山晴紀調教師「雨が降らず良馬場でやれたのは良かったです。枠もあってポジションは考えていたより後ろになりましたし、仕掛けどころでスムーズにいかないところはあったものの、最後までしっかりと伸びてくれたと思います。今日の走りを見ていて1200mを忙しく感じたのは、ジョッキーとも意見の合ったところ。本来ならレース間隔をあけた方がいいタイプだとは思いますが、番組的なこともありますので、権利を使って7月27日の新潟・芝1400mに向かうつもりです。心身をケアしながら、次走へ向けてコンディションを整えていきたいと思います」
音無秀孝調教師「勝ったと思ったんですがね…すみません。ゲートは縛った甲斐があって我慢して出てくれましたし、スピードがある馬らしく3コーナー過ぎから手応え良く来てくれました。最後はもうひと押しというところでしたが、レース内容としては良かったと思いますし、1200mに対応できたことは大きな収穫。中2週で8月3日の新潟・芝1200mに引き続き団野騎手で向かうつもりで考えています」
ルージュアベリア 牝３
キズナ×シアードラマ
24.7.10
角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。
田中博康調教師「今日はウッドでアベリアが追走して追い切りました。フットワークには素軽さが出てきましたし、折り合い面もスムーズ。直線でもギアをしっかり上げてくれて、最後まで余力残しで動けていたと思います。ハミ受けも徐々にではあるものの改善されつつあり、息遣いも着実に良化しています。ここまではいい流れで乗り込むことができていると言えるでしょう。今日の午後にも状態を確認し、問題ないようなら予定を前倒しして今週の日曜・福島3レース（芝2600m）に向かうことも考えるつもり。今週のレースに出走してもいいように準備していきたいと思います」
24.7.11
厩舎周りを引き運動。
田中博康調教師「追い切った翌日ということで、今日は厩舎周りを引き運動で調整しました。出掛けの歩様はスムーズで、覇気もありますね。飼い葉食いは落ちていませんし、コンディションは良好です。次走については、来週の福島・芝2000mは牝馬限定戦、一般戦ともにメンバーが手強くなりそうですし、アベリア自身も距離の融通は利くと思うので、今週の日曜・福島3レース（芝2600m）に戸崎騎手で投票することにしました」
※7月14日（日）福島3R・3歳未勝利（芝2600m）に戸崎圭太騎手で出走します。
アスゴッド
24.7.4
「試験からそのまま併せ馬で（札ダ67.4－54.2－40.5－13.0馬なり）追い切りました。牧場では前向きで前進気勢があり、とても扱いやすい馬だったようですし、これからが楽しみ。この時期にしては完成度が高く、仕上がり状況も順調ですよ。芝でもダートでもいけそうですが、まずは来週７月１４日（日）函館５Ｒ ２歳新馬（芝1800ｍ）を視野に入れて調整を進めてみたいと思います。ゆくゆくはマイル以下かもしれませんが、今は1800ｍでも対応してくれそうです」（荒木助手）
「きのう札幌の芝コースで同じ２歳馬と併せ馬。馬なりで余力がありながらもこの時計ですからね。この時期の２歳は速いところに行くとまだフラフラする馬も多いものですが、しっかりとした脚取りで走れていました。やはり完成度は高そうですよ。メンタル面もいい意味でピリッとし始めていますので、レースが楽しみです。あとはジョッキーにお任せしましょう」（荒木助手）
武井亮調教師「10日にＷコースで追い切りを行いました。今日は馬場入りをゴネて大変でしたが、いざ走り出すと道中は前の馬を追いかけて、適度な前進気勢で走れていましたし、折り合いも問題ありませんでした。動きも馬体をしっかりと使って、とても良い走りが出来ていましたよ。コーナーから直線にかけては抑えきれないほどの手応えでしたし、直線でも持ったままで弾けるような動きが出来ていて、とても良かったと思います。脚元は両前にソエがあり、それを少し気にしていますが、痛みは強くなく歩様に出すことはありません。先週同様に右前屈腱部はやや太いものの、悪化しているわけでは無いですから、大丈夫でしょう。状態的にはこれまでで一番と言って良いくらいだと感じていますから、昇級初戦から好勝負を期待したいところです」
長期休養明け叩き２走目の前走だったが、強い競馬で完勝
状態的にはこれまでで一番
なら昇級初戦もあっさり突破しちゃおう
ほーら、親愛なる後藤記者もね
24.7.11
７月１４日（日）函館１０Ｒ 駒場特別（２勝クラス・ダ1700ｍ）に菱田裕二騎手にて出走予定。
「函館入りは当週になり、きのう札幌のダートコースにて追い切りました。内容は単走でいつも通りに終いだけ伸ばしてサラッと。真狩サマーステーブルでの短期リフレッシュ放牧も功を奏したのでしょう。栗東トレセンよりも北海道での調整のほうが落ち着きがありますし、引き続き具合も良さそうです」（荒木助手）
昇級戦の前走は、逃げることが出来ず控える競馬になったが、直線はいい脚を使い４着と新境地を開いた印象
大人になって来たのか滞在競馬が合うのか落ち着きがあるらしいよ
24.7.11
7日(日)に函館競馬場のWコースで4ハロン53.8-38.1-12.4を単走で馬ナリに追われ、10日(水)にもWコースで5ハロン68.3-51.9-36.9-12.2を単走で馬ナリに追い切りました。「OPに上がってからはさすがにクラスの壁を感じる競馬が続いている。ただ、重賞とはいえハンデ戦で54kgは恵まれた印象ですし、追い切りの動きも前走時より素軽さがあっていい伸び脚を披露していました。先週に比べてコーナーからのスピード乗りも良くなっているので、状態は上向き加減。ここも同型との兼ね合いがカギになるでしょうが、行ってなんぼのタイプですからね。あとは自分の競馬に徹してどこまでやれるか。最初のコーナーまでロスなく運べるよう、なるべく内めの枠が引けたらと思っています」（昆貢調教師）
「きのう５４秒を目安に登坂しました。いい追い切りだったと思います。乗っている感じでは暑さも大丈夫そうですね。前回の入厩時から大きな変化はありませんが、体が少しガッチリした感じでしょうか。今回は昇級初戦、しかも前走の京都1900ｍから小回りの1700ｍになる点がどうかですが、能力的にはやれてもおかしくないと思っています。良い結果を出せるようにしたいです」（坂井騎手）
