~涼介~


○○が高木にお弁当を渡した。


見ているだけで、胸がどきどきして

悲しくなって、苦しくなって、、、



多分本人は気づいていない。

いや…気づかない方がいい。


できるだけ近くで、`好き`でいたいんだ。



高木 「お、おお///さんきゅ…///」



慧 「いいなー!おべんと!!」


俺も乗っかって


俺 「俺らにも作ってー!」



ふざけて言ったのに、「今度ね」と許可してくれた。


ただただ純粋に「嬉しい」と思った。




だがすぐに、現実に戻った





知念 「ダメだよ、二人とも。


    二人は付き合ってんだから」






…わかってるよ

わかってるけど、嬉しいんだ。

優しくしてくれる事も、思ってくれてることも、

信じてくれてる事も、嬉しいんだ……







高木 「いいよ!俺の認めた女の料理、

    食ってみろ!みんな、惚れちゃうよ?ww」




ごめん。もう惚れてんだ。


でも、「ずっと一緒」は無理なんだ。



だから、一緒にいられる時間の中で

いちばん近くにいさせて…



つづく