29年前のあの日—日航機墜落事故 | John's BOOROCKSブログ-I Love The Beatles, Fender Guitars & Movies!

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1995年8月12日、御巣鷹山に墜落した日航機の惨事から、昨日で30年を迎えました。昨日、フジテレビでそのドキュメンタリー番組を放送していました。

29年前のあの日の事を思い出しました。あの日私は、当時池尻にあったポリドールのスタジオに居りました。そのスタジオで、私と友人で作った楽曲のレコーディングに立ち合っていたのです。プロレスラー藤波辰爾さんを起用した子供TV番組用の体操「ドラゴン体操」がそれです。夜明け近くになって休憩のためにロビーまで出てきた時に、テレビのニュースがこの大事故を伝えていました。
その旅客機に坂本九さんも乗っていたと聞き、驚いたものですが、その詳細が判明してくるに連れて、大変なことが起こったと震撼したものでした。


(日航機墜落事故時の新聞社内での壮絶な一週間を描いた映画『クライマーズハイ』)

昨日のフジテレビの番組では、あの事故のボイスレコーダーを現在の技術で解析し直す事で、新事実を導き出していました。それによって、機長・副機長がどれほどに難しい操縦を強いられていたかを解き明かし、その中で乗務員が驚くべき冷静さを発揮して行動していたかが判りました。それでも結局自然の風と雷が、機体を御巣鷹山まで無情にも運び去る事になります。
最終的に520名の死者を出した大惨事となりましたが、一条の光が4人の生存者を発見した事でした。その当時の救出場面の実写フィルムも流されました。
また残された家族のその後の苦悩の再現VTRなども流されましたが、どれも我々の胸を抉るかの様に甦ってくるものがありました。当時のこのニュースが、日本中の多くの人々に。如何に大きな爪痕を残したか、改めて思い知らされたのです。

しかし後味の悪さを残したのは、原因究明がなされないまま、幕が引かれたことでした。すなわち誰もこの事故の責任を取っていないのです。家族はどれほど納得がいかなかったことだろうか。
こういった事件を風化させずに、人々にもう一度思い起こさせてくれる事こそ、メディアに課された重要な仕事の一つだと再確認させられた番組でした。