先週観た映画たち(その139)/『小さいおうち』『エージェント・ライアン』 | John's BOOROCKSブログ-I Love The Beatles, Fender Guitars & Movies!

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『小さいおうち』



山田洋次監督の最新作です。前作『東京家族』が私としては、やや不満の残る作品だったので、今作を観るかどうか迷ったのですが、迷ったら観に行こうと前向きに考えて行ってきました。結果、観に行って良かったと思っています。今作、結構気に入っております。その理由の一つは、主演を務めた黒木華の初々しさでしょう。そして周りを固める松たか子、橋爪淳、吉行和子、などのベテラン勢が間違いの無い演技をして、堅牢な芝居が成り立っているために、一層黒木の存在感が光っていた様に思われます。
現代劇部分の妻夫木聡のセリフには(演技よりも脚本部分)、少々疑問を感じる部分もありましたが、エンディングのまとめ方が気に入り、尚更によい印象を得られたのだと思います。良い作品に仕上がっていますね。とても面白く観させてもらいました。



『エージェント・ライアン』



トム・クランシーの「ジャック・ライアン・シリーズ」はこれまで、「レッド・オクトーバーを追え」「パトリオット・ゲーム(愛国者のゲーム)」「今そこにある危機」「トータル・フィアーズ(恐怖の総和)」の4本の作品が作られてきましたが、今作はそれらとは一線を画す作品です。というのも、これまでの作品の続編的なものではなく、トム・クランシーが構築してきたジャック・ライアン・シリーズの世界観を踏襲しつつ、それを現代の社会情勢に置き換えて再構築するという挑戦をしているのです。全3部作となる予定とのことで、これがその第一作目。
と言う訳で、キャスティングがすべて若返っているのですが、主人公ジャック・ライアンを演じるクリス・パインのイメージが、自分としてはあまりに違い過ぎて違和感があったのですが・・・。ジャックは、その明晰な頭脳でCIAの分析官を拝命、最終的にはアメリカ合衆国大統領にまで登り詰める人ですが、クリス・パインはまだ「やんちゃ坊主」的なイメージが強くて、少々キャスティングに無理があったかなと感じました。まあ映画そのものはまずまず良く出来ていたのですが・・・。これからパインで慣れていくかなァ・・・。