
オードリー・ヘップバーンの幻のフィルムが見つかったということで、ヘップバーン・ファンの私としては、観ない訳にはいきません。
1957年にアメリカのテレビで生放送された番組を、ファンが収録していたフィルムが見つかり、今回上映の運びとなったとのこと。そのため、画像の悪さは仕方が無い事。それよりも、20歳代のヘップバーンがスクリーンで観られる事自体が重要な事なのです。
この作品のストーリーは、後に『うたかたの恋』のタイトルで、1936年と1968年の二度映画化されたものと同じ内容で、1889年に実際に起きたオーストリア=ハンガリー帝国の皇太子ルドルフと男爵令嬢マリー・ヴェッツェラの心中を題材にしています。
オードリーが演じたのはその男爵令嬢のマリー、そしてオーストリア=ハンガリー帝国のルドルフ皇太子を演じたのが、当時のオードリーの夫だったメル・ファーラーというキャスティング。
1929年生まれのオードリーが、名作『ローマの休日』に出演したのは24歳の時。その4年後の作品という事は、この作品に出演時には28歳だったはずですが、17歳の役も問題なく演じられるほどに本当に初々しいのには驚かされました。画像の荒れなど何のその、やはりオードリーの美しさは本当に無敵!
一つだけ残念なのは、当時生放送された時にはカラーだったとのこと。しかしそれは贅沢というものでしょうね。