先週観た映画たち(その41)/『ハンガーゲーム』『あなたへ』 | John's BOOROCKSブログ-I Love The Beatles, Fender Guitars & Movies!

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『ハンガーゲーム』
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どうもこの手の作品となると『バトロワ』の二番煎じに見えて仕方がないのだけれど・・・。まあ試写会なので文句は言いません。で、この作品ですが、何とも評を書くのが難しいのです。見終わった後に何も残らないのですから。何も残らなくても、面白ければ評価できるのですが、感情移入するほどでもなかったし、つまらないという訳でもなかったので・・・。何とも、こんな評価、読んでおられる方も何じゃこりゃと思うでしょう?でもそんな作品だったのです。これがアメリカで大ヒットって、どういうことなんだろう?
気になった突っ込み所を幾つか・・・。まず設定が、ありふれている事が気になりました。近未来、支配者階級と被支配者階級が歴然とした世界、被支配者側から登場するヒーロー/ヒロイン・・・といった設定で思いつく作品は、今年公開されたものだけでも『タイム』『トータルリコール』とすぐに思い浮かべることができるほど。さらに人間同士に殺し合いをさせ、それをメデイアが放映するという設定も『バトル・ロワイアル』に酷似していて、この映画のヒットにより、米国でもバトロワ人気が上昇中とか。
日本人の意識としては理解し難いのですが、やはり欧米社会では、階級制度が歴然として存在していることから、彼らにはこうした設定も受け入れやすいのかもしれない、と思ってしまいました。でもこれ、映画館ではもういいや。

『あなたへ』
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健さんの久々の新作です。高倉健さんの作品では『鉄道員(ぽっぽや)』が断然好きなんですが、この作品は健さんの出演作にしては珍しく、ロードムービーでした。先に逝った妻の遺骨を、妻の故郷の海に散骨するため、富山から長崎まで車で旅をするのですが、その間に出逢う人々との交流を描いた作品です。
個人的な意見ですが、これ、健さんを念頭に置いて書かれた脚本なのでしょうか。脚本、というかストーリー構成の完成度に難点有りと感じてしまいました。観ている途中で、これどうやってまとめるんだろう、と思いながら観ていましたが、最後にまとめらしきエピソードが登場するも、取って付けた感が強くて、残念。例えば、クリント・イーストウッドの『グラン・トリノ』のような脚本が出来ないものでしょうか。健さんがもっと活かせる作品があるはずです。関係者のみなさん、宜しくお願いしますよ。