覚悟を決め、
拓也のいる ICUに 向かった…!!
ちょうど ICUが見えた時、
ICUから出てきたのは、
鈴音の担当医の 佐伯先生だった…。
先生■【……………!!!!!
す… 鈴音さん…! 】
佐伯は 驚くように 立ち止まった…!!
鈴音は 佐伯先生を、睨み付け こう言った…!!

鈴音■【先生…!!!
私の肝臓を、
拓也君に 移植して下さい…!!! 】
先生■【……………!!!!!!!!! 】
鈴音■【生体肝移植って、出来ますよね…!
半分でも 3分の2でもいいですから、取って下さい…!! 】
佐伯は、一瞬 殴られたような顔をしたが、
すぐに 悲しげな笑みを 浮かべた…。
佐伯■【聞いたんだね…。
誰かに…。
拓也君が ボンベイ型だってことを…。 】
鈴音は、
黙って うなづいた…。
佐伯■【……………………。
そうか…。
確かに 拓也君は 鈴音さんと同じ ボンベイ型だ…。
でも、
移植は 無理だ…。 】
鈴音■【なんでですか…!!
同じ血液型なら 移植は 可能でしょ…!!
だったら 私の肝臓を 拓也君に あげて下さい…!! 】
佐伯■【…………………
鈴音さん…。
気持ちは 分かるけど、
無理なんだ…。 】
鈴音■【なんで…!!
なんでなんですか…!! 】
佐伯■【生体肝移植は、
健康な人でも危険なのに、
君の身体では とてもじゃないが そんな大手術には 耐えられない…。 】
鈴音■【………………………。
それなら それでいいです…!! 】
佐伯■【………………………。
それにね…、
生体肝移植は、赤の他人とは 行えないんだよ…。 】
鈴音■【えっ…? 】
佐伯■【赤の他人との 生体肝移植は 禁止されてるんだ…。
法律で…! 】
鈴音■【……………!!!!! 】
つづく…!!