拓也の部屋を ノックしようとした その時…!!
?■【鈴音さん…!? 】
振り向くと、
鈴音の知らない ナースが 立っていた…。
こっちの病棟でも、鈴音は あちこち歩いていたので、
名前を 呼ばれても あまり不思議には 思わなかった…。
そして 鈴音は、
平静を装い、
返事をした…。
鈴音■【はい…。 】
ナース■【風間くんに 何か…? 】
鈴音■【…………
えぇ、ちょっと…。 】

ナース■【……………………。 】
鈴音■【最近 見かけないんで、
どうしたのかと 思って…。 】
ナース■【……………………。 】
ちょっとの間、まが あった…。
その間、鈴音は このナースの様子を見ていたら、
どうやら このナースは、この病棟の 婦長さんだと分かった…。
その瞬間、
その婦長さんの顔が 若干険しくなり、
婦長■【ごめんなさいね…!
拓也くんは、ここのところ 病室から出てたみたいだけど、
ほんとは そんなに 動ける体じゃないの…。
感染症の心配もあるし、
面会だって 制限してるの…! 】
鈴音■【……………………。 】
婦長■【鈴音さんも、こんなところまで来るのは、あんまり よくないんじゃない…? 】
鈴音■【…………………。 】
婦長は、鈴音が 拓也の部屋に入るのを防ぐように、
鈴音の前に入り、
スライド式のドアの取っ手を 押さえながら そう言った…。
そして 鈴音は、
鈴音■【少し、
少し 顔を 見るくらいなら… 】
婦長■【駄目…!! 】
鈴音■【………!!! 】
婦長■【あなたも 自分のせいで 彼の具合が 悪くなったりしたら 嫌でしょ…? 】
鈴音■【…………………! 】
婦長■【……………………………。 】
鈴音■【……………………………。 】
婦長■【…………………………。 】
そう言われたら 引き下がるしかなく、
鈴音は 大人しく 拓也の病室を あとにした…。

つづく…。