話を 続けた…。
鈴音■【眠ったら、もう…、
目が 覚めないんじゃないかなと 思ったら、
寝るのが 怖くて 怖くて… 】
看護婦■【……………………。 】
鈴音■【怖くないふりを していれば、そのうち 自分も 騙せるんじゃないかと思って、
普段、 明るくふるまってた…。 】
看護婦■【………………………。 】
鈴音■【でも…、
ダメなの…(T_T)
自分は 騙せないの…(T_T)
自分だけは…、
騙せないの…! 】
と、鈴音は、ついに 誰にも語れなかった本音を話し、
号泣した…。
それを聞いた 看護婦さんは…、
看護婦■【あなたは、充分 強いじゃない…。 】
と、言葉を かけた…。
その、予想だにしない言葉に、鈴音は…
びっくりして 看護婦さんを 見た…。

鈴音■【……えっ? 】
看護婦■【…………………………。
死ぬのは 誰だって 怖いわ…。
だから 一生懸命 目を 背けようとする…。
そんなものは 当分 来ないと 忘れようとする…。
でも…
あなたは、毎日…
毎日 毎日、それと 闘ってる…。
闘おうと してる…。
あなたは、
自分で 思ってる以上、強い 女の子よ…。 】
鈴音■【……………!!! 】
看護婦■【みんなが 思ってるよりも ずっと ずっと 強い…。 】
鈴音は 先ほどの胸の痛みを 忘れるくらい、
看護婦さんの言葉に、
感動というか 癒しというか、
安らぎさえ 感じていた…。
看護婦■【だから…、
だからこそ、無理を しないで…。
無理を続けていたら、
いつか 耐えられなくなるわ…。
時には 誰かに 愚痴をこぼしたり、八つ当たりだっていいのよ…。
毎日 闘ってる あなたには、それくらいの わがままは 許されるのよ…。 】
そう言って、看護婦さんは 鈴音の横に来て、
そっと 抱きしめた…。

つづく…。