病室で、
悩んだ…。
鈴音■【どうして、拓也くんに、あんな偉そうな事、言ってしまったんだろう…。
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……………………………………。
いつも 私は、そうなりたいと 自分を演じてるだけ…。
本当は、
毎日 毎日、
いつ この心臓が 止まるか ビクビクしながら 生きているだけなのに…
死ぬのが怖くて…
怖くて 怖くて、どうしようもないのに………。 】

鈴音■【ただ周りを心配させないように…。
特に、父や 兄に 心配させないように、
一生懸命 自然な笑顔を 練習しているだけなのに…。
死ぬことなんか、 怖がっていないと 思わせるために…。 】
そんな鈴音が、ショックでもあり、嬉しかった事が あった…。
それは、
自分の 作り笑顔で、
みんなが 明るくなってくれた事だ…。
でも、
自分の笑顔は、作ったもんだったけど、
私と話している時の、おじぃちゃんや、おばぁちゃん…、
そして、子供たちの笑顔は、
本物だった…。
【鈴音ちゃん…☆ 】
【お姉ちゃん…☆ 】
と、
自分の顔を 見るたびに、みんな 喜んでくれる…。
いつしか 鈴音の笑顔は、
作った笑顔なのか、自然な笑顔なのか…、
自分自身 分からなく なっていた…。
でも、拓也に言った、
【みんなの笑顔が、元気をくれる…☆ 】
これは、嘘では なかった…。
しかし、時々、
たまらなく 淋しくなる…。
誰かに この恐怖を話し、
思いっきり 泣けたらいいのに…。
と、思っていた…。
でも 父や兄には とても そんな事は 言えない…。
これ以上 心配かけたくないからだ…。
そんな事を 思っていた瞬間…!!!
鈴音の心臓の鼓動が、乱れた…!!!
次第に 激しくなる鼓動…!!
鈴音は…
つづく…。