この物語は、
心臓移植を待つ 17才の女の子 【鈴音】と、
肝臓移植を待つ 14才の男の子 【拓也】、との間に 起こった、
あわい、切ない、命の大切さが分かる、涙涙の ストーリーです。
今日から 少しずつ 紹介していきます。
簡潔に書くとしても、全て紹介するまで、
約3ヶ月くらい かかるんじゃないかと思いますが、
興味のある方は 読んで下さいね。
では、スタートします…。
●もうすぐ昼休み…
拓也は、病室の窓から、広い中庭を 端から端まで 念入りに見渡した…。
2階の窓なので、広い中庭も 見渡せるのだ…。
毎日、決まった この時間に 拓也は、庭を 見渡す事が 日課に なっていた…。
それは 何故か…?
拓也■【まだ…?
今日は まだ 来てない…。 】
拓也は、ある人を 待っていた…。
拓也■【今日こそは…
話かけるぞ…!
体調もいいし、
これなら 中庭に降りていって、話かけられる…☆ 】
と、拓也は、自分の中で決意していた…。
【名前なんて言うの…?】
拓也■【いや、いきなり それは ないか…
まず 自分から名乗るべきやな…☆ 】
【ぼく拓也…☆
君は…? 】
拓也■【聞かれてもないのに、自分から名乗るなんて バカみたいか…(;^_^A 】
と、拓也は、
まだ 来ぬ人との 初めての会話を 練習していた…。
そんな時、
1人の 可愛い女の子が 中庭に現れた…。
拓也■【きた…!! 】
拓也は 思わず 隠れた…。
高鳴る胸…。
汗ばむ体…。
そうです…。
拓也は この女の子に 恋をしていたのだ…。
拓也は、高鳴る胸を抑えながら、
静かに 2階の窓から 中庭を のぞいた…。
………………………
…………………………………
彼女は、
拓也のいる病室を見上げるようにして 体中に 日の光を 浴びていた…。
その姿を見て、
瞬時に 隠れる拓也…。
拓也■【見られたか…? 】
と、拓也は 一瞬 焦った…。
しかし、今から 勇気を出して、話かけに行こうとしてるのに、
なんで 隠れているんだろうと、思い、
思わず 笑っていた…☆
拓也■【落ち着け…。
落ち着け 拓也…。
男だろ…!
気合いを入れろ…! 】
と、自分に言い聞かせ、
拓也は 窓から 下を覗いた…。
すると、
下にいたはずの 彼女が…、
…………………………
………………………………………
いない…!!
拓也は 焦った…。
拓也■【もう 病室に戻ったんだろうか…? 】
拓也は 慌てて 病室を飛び出し、
中庭に出た…。
彼女を 必死に探す 拓也…。
その時、
■【顔色 悪いけど 大丈夫…? 】
と、拓也に話かけてきた人がいた…。
それは、
紛れもない 彼女だった…。
続く…☆