無情にも…
鳴り響く 心拍計…。
波動は 無く…
数字は 0を表示しており…
赤白く点滅していた…
しかし 先生は 諦めなかった…。
先生■【AEDっ…!! 】
看護婦■【はいっ…!! 】
心臓に電気ショックを与え、蘇らそうとしていた…
先生■【入り口まで、離れて下さい…! 】
と、病室にいる わしらを 離れさせ…
いざ 開始…
バー----ンっ!!!!
想像以上の音に びっくり…!
しかし 波動は 起こらず…
続けて 二回目…
バー----ン…!!!!
変化なし…(T_T)
3回目…
バー---ン!!!
先生■【●●を使う…!
大至急手術室に 運べっ…!!! 】
看護婦達■【はいっ…!! 】
と、いきなり 手術室に運ぶ発言…!
先生■【入り口あけて下さいっ!! 】
と、心臓マッサージをしながら 先生は 叫んだ…
そして 朋は 手術室に、運ばれていった…。
手術室の外で待つ わしら…。
みんな 何かを話す状況でなく、
ただただ 元気な朋が 出てくるのを待った…
どれくらい待つのだろう…
と、長期戦を 覚悟しちょったんやけど
意外にも 10分もしない内に 先生が 出てきた…
先生■【……………… 】
父上■【先生…!
どうなんですか…! 】
先生■【………………。 】
母上■【先生っ…!!! 】
先生■【………………。
残念ですが… 】
ショックな事があると、よく 目の前が 真っ白になるっていうけど、
真っ白には ならなかった…。
ただただ 動けなかっただけ…。
呆然自失で…。
夢としか 思わんかった…。
だって 今まで 元気にしていた人間が 急に動かなくなるんだよ…。
永遠に…。
もう 動く事ないんだよ…(T_T)
ありえんくない…?(T_T)?
結婚の約束をして、式場を二人で選ぶ矢先に…
考えられんやろ…(T_T)
先生■【●時●●分、残念ですが、ご臨終されました…。 】
泣き崩れる 関係者達…
わしは…
無情にも…
涙は 出なかった…。
1滴も…。
薄情な奴に見えたかもしれない…。
正直に言えば…、
涙を出す事すら 自分の頭に伝えれないくらい ショックを受けていた…。
周りの泣き声すら 雑音に感じた…。
朋に 逢わせろ…!
二人きりに させてくれ…!
考え出した答えは これだけだった…。
わしの両手には、
さっき 朋が 力強く握った感触が…
残っていた…。
それを感じた瞬間…
目から うっとーしぃものが あふれ出してきた…。
つづく…