由美■【ぶぶ、これで拭いて…。 】
と、ティッシュを くれた…。
ぶぶ■【あ、わりぃ…。 】
と、ちょっと出た血を 拭いていたら、
真理恵が 戻ってきた…
ぶぶ■【ていうか お前ら 帰らんでいいん…? 】
真理恵■【………………
帰れないよ…(;_;)
こんな状態じゃぁ…(;_;) 】
ぶぶ■【旦那さんとかは 大丈夫なん…? 】
真理恵■【一応、連絡は してある… 】
ぶぶ■【それで大丈夫なんか…? 】
真理恵■【……………。 】
ぶぶ■【由美も…。
明日 仕事なんやろ…? 】
由美■【うん… 】
ぶぶ■【わしは 明日休みやけん、今日は ここに泊まるけぇ、きりのええとこで 帰ったほうが えぇんやないか…? 】
真理恵■【………………。 】
由美■【………………。 】
ぶぶ■【なんかあったら、すぐ連絡するから…! 】
真理恵■【……………。 】
由美■【…………………。 】
真理恵■【そうやね…。
でも、9時までは いる…。 】
由美■【私も…。 】
ぶぶ■【9時…? 】
真理恵■【うん…。
この場所は、9時までしか いちゃいけないんだって… 】
ぶぶ■【えっ…?
そうなん…? 】
真理恵■【うん…。 】
ぶぶ■【えっ? なら 泊まりたい人は どこにいたらいいん…? 】
真理恵■【ロビーみたいなとこ…。
ここ来る途中あったでしょ…?
喫煙ルームみたいな所… 】
ぶぶ■【うん…。 】
真理恵■【こっから1番近くて、朝まで いていい場所は そこなんだって… 】
ぶぶ■【じゃぁ 9時まわったら、そこに移動せんにゃいけんのん…? 】
真理恵■【そう…。
それか 1階のロビー。 】
ぶぶ■【…………。
ほうなんか…。 】
由美■【この階に いるんやろ…? 】
ぶぶ■【もちろん…!
少しでも近くにいたいからの…! 】
由美■【…………。 】
と、いうような やり取りを、しばらくしていたら、
走って現れた人物が…
有紀だった…。
有紀■【容態は……!! 】
と、息を切らせながら 真理恵に聞いて、それを真理恵が 答えて、事故の経緯を説明した…
有紀■【何それ…!
考えられんやろ…!
相手どこおるんならっ…!! 】
と、怒りを あらわにした(;_;)
わしは 朋をガラス越しに 見ながら、会話を 背中越しに聞いていた…
正直…
嬉しかった…
わしと おんなじ気持ちを いだいてくれて…(;_;)
ほんとに ほんとに 嬉しかった………(;_;)
有紀は、可愛い顔しちょるけど、ヤンキーあがりで 口が少し悪いとこがある…
有紀■【相手どこにおるんや…!
ちょっと いってくるわ! 真理恵!
あんた知っとんやろ…!
はよ 相手どこにおるんか、教えんさいやっ…! 】
と、言ってるのを聞いて、
普段は、女の子やから もっと 言葉遣い 気をつけや…
って 注意するんやけど…
こんときだけは…
その 言葉遣いは…
わしにとって…
心地よかった…。
本当に 心から 朋の事を心配してるのが、痛いほど伝わってきたから…
絶望的な状況やったけど…
ほんまに 嬉しかった(T_T)
そんな あったかい会話を 背中で 聞きながら わしは 心の中で、朋に 語りかけた…
■【朋、また有紀の口調が 汚くなっちょるで…。
また、朋から、注意せにゃいけんやろ…☆
じゃから 絶対 そこから起きて来いよ…
なぁ…。
朋…】
と…。
つづく…