Vol.191 実話恋愛【紐が切れた風船…】★指の想い…★ | 絆で繋がる ぶぶブログ☆

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紗耶香■【ほらっ! さおりっ! 起きろっ! 】












と 激しく揺らす 紗耶ちゃん…












そんな 紗耶ちゃんを 止める わしの親友 修…












修■【紗耶ちゃん…、もう…やめちょきぃ… 】












紗耶香■【なんでやっ! まだ起こせば 大丈夫やろっ! 】












修■【気持ちは 分かるけど… もう さおりは…】












と 聞こえた瞬間…












一瞬で 生暖かいものが 目から 溢れてきた…












それを 周りに 悟られないように 拭い…












ぶぶ■【修、さおりは…?】












修■【お前が来る 5分前に…(T_T) 】












ぶぶ■【……………! 】











紗耶香■【おいっ さおり! てめぇ まだ やりたい事 いっぱいあったんじゃろが! なんで しぬんかいやっ! 】












父■【紗耶香さん、ありがとう。 もう…大丈夫だから。 】












母■【気持ちは嬉しいけど、もう 休ませてあげて…………(TT) 】












紗耶香■【…………(T_T) 】












さおりの お父さんと お母さんの、その言葉を聞いた瞬間…












紗耶ちゃんは 背中を壁に ぶつけるように フラフラ もたれかかった…












医師■【ご家族のかた、ちょっとよろしいですか…?】












両親■【…はい…。】












と…、ご両親は 病室から出ていった…












そして 病室は、わしら 友達だけになった…












わしは 吸い寄せられるように さおりに近付き…












手を握った…












冷たいと思いきや、まだ 温かかった…












でも…












力が 全くない 手だった…












ほんの 数日前に 力強く握手したのが 信じられないくらい…












ダランと 力が 抜けた手だった…












しかし その時…












一瞬 人差し指が 動いた…!












ぶぶ■【……………!】












すぐ 脈を見るわし…












しかし 脈は…












なし…(T_T)












気のせいか…?












いや…、確かに 動いた…











力強くじゃなく ピクっと…!












周りを見ると、そんな事 言えるような雰囲気じゃなかったので…












わしの胸の中だけに、今の事は しまっておこうと思った…












多分 その一瞬のピクっ! は、彼女の想いが全て つまっていたに違いないと わしは思った(T_T)












そして わしは 両手で さおりの手を握り…












自分の想いを、手から手へ…伝えた…












しばらく その状態で、いた…












顔を見ると…












眠っているような 安らかな顔だった…












よく考えると さおりの寝顔を見るのは 初めてだった…












普段 やんちゃな女やったけど…












こう見てると…












普通の女の子の 可愛い寝顔だった…












しばらくしたら ご両親が 戻ってきて…











ご両親■【申し訳ないですが、家族だけにしてくださいますか…?】












と、おっしゃったから わしらは 病室から出て行った…












そして 冷静になり…












朋に電話した…












ぶぶ■【もしもし…?】












朋■【あっ! ぶぶ! どう…? さおちん回復した…?】












ぶぶ■【………。
ダメやった………】












朋■【…………えっ?】












ぶぶ■【逝っちゃった…】












朋■【………! うそっ?】












ぶぶ■【ほんま…。
わしが到着する 5分前に…】












声を出して泣き出す朋…












それを聞いて わしも 我慢してた ストッパーが ゆるんで…












涙が あふれた…












ぶぶ■【あのバカ 逝っちゃったよ…(T_T) 】












朋■【◇□☆○△………………】 ←悲痛な 泣き声












泣きじゃくる朋に…












わしは かける言葉が なかった……(T_T)












それから わしは 病室で、一夜を明かしたかったんじゃけど…












家族だけで 最後の夜を過ごしたい… と いうので…












実家に帰った…












そして 自分の部屋で…、静かに 泣きまくった…












あいつとの想い出を 思い出しながら…












静かに…、泣きまくった……












そして 一睡もしないまま 一夜を明かした…












そして 数日後…












さおりの 葬式に、朋と出席した…












遺影は 満面な笑みの さおりが いた…(T_T)












わしらが 数日前に 別れ際に 見た 笑顔そのままだった……(T_T)


つづく…