救えない結末…捨てられた場所で1年間も飼い主を待ち続けた犬の最期に言葉を失う | まろのパパさんのブログ

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救えない結末…捨てられた場所で1年間も飼い主を待ち続けた犬の最期に言葉を失う

 

出典 https://www.youtube.com

2015年のある日、東南アジア、タイにあるスクウィット通りで1台の車から1匹の犬が降ろされました。到着したのかな?ここで遊んでくれるのかな?そう考えたのかもしれません。

ですが、現実はまったく違うものでした。飼い主は犬をその場に捨て、車で去って行ったのです。何も知らない犬は、自分が捨てられたことも理解できなかったのでしょう。その日から1年、捨てられた場所で、ひたすら飼い主がお迎えに来てくれるのを待ち続けたのです。

出典 http://metro.co.uk

車の往来が激しい場所。スピードもかなり出ています。そのすぐ側で飼い主をひたすら待ち続ける犬はいつの日からか、近隣の人々から"ロン"と呼ばれるようになりました。

近隣の住民達は、ロンが捨てられたことをすぐに理解しました。けれど、ロンは飼い主が迎えに来てくれると信じていたのでしょう。その場から離れることはなかったと言います。

そこは、安全な場所とは言えません。食べ物を与えながらも、何度もロンを捕獲し保護しようとしました。しかし、その度ロンは逃げ拒否したそうです。

出典 http://metro.co.uk

住民を受け入れながらも、懐くことはあまりなかったと言います。戻らぬ飼い主をひたすら待ち続けるロン。

いつか飼い主が戻ってきてくれる。いつか迎えに来てくれる。同じような車が来れば首を伸ばし、ただひたすら、飼い主を信じ待ち続けることがロンの生きる支えだったのでしょうか。

 

 

動画配信先はここ

https://youtu.be/gVQIgihUh70

 

ロンはもうこの場所にはいません。保護された訳でもなく、飼い主が迎えに来た訳でもありません。

車に轢かれて死んでしまったのです。ロンの悲しい最期。いつか戻ってきてくれる、迎えに来てくれると信じたロンの気持ちが救われないまま最期を迎えてしまいました。ロンがただ、望んだことは飼い主の元に帰ること。そのささやかな願いも叶わないまま、この世から消えてしまったのです。

この残酷で悲しい出来事は、多くの人の怒りと悲しみの声で溢れました。

・天国でいっぱい遊んでね。飼い主、お前は最低だ

・来世では幸せになってね…

・捨てた元飼い主が捨てられろ‼︎

・捨てるくらいなら飼うなよ
最後まで面倒みるのが責任だろ

・動物を捨てるやつは人じゃないよな。ほんまに。

出典 http://virates.com

飼い主を許せない。なぜ捨てたのか?何かしらの理由があったとは思います。それでもなぜ一度、家族として迎えいれたロンを捨てる必要があったのか?もし、経済的な理由や病気等の理由があったとしたら、他の家族を探してあげればよかったのでは?

初めてロンを迎えた日、嬉しかったはずです。大切に育てようと考えたはずです。ほんの少しの愛情を感じたら、何倍にもして返してくれる。その気持ちは飼い主の心を温かくしてくれたと思います。犬ってそんな動物なのではないでしょうか。自分の人生に飼い主は一人だけだと信じた結果がこれ…本当に救えない話。

数年前、筆者も、犬を捨ててる現場を一度、目撃したことがあります。山道を車で走っていたら、軽トラに乗ったおじさんが、山に犬を捨てていたのです。車を止め「何してんのーーー!」と怒りながら走り寄りました。おじさんは、慌てて車に乗り込み逃げました。捨てられた犬は山の中へ走って行きました。急いで車に戻り、おじさんを追いかけたのですが見失いました。

捨てられた場所に戻り、犬を探しましたが見つからないまま。あの犬がどうなったのか…あの道を通る度に、「いないかな?」と考えてしまいます。

誰も最初から捨てると思ってペットを迎える人はいないと思います。けれど、少しでも、『最後まで責任を持てるか不安』と思うならなば『飼わない』という選択もあることを知ってほしい。安易に『大丈夫』と根拠のない自信を持つのではなく、十数年に渡る、犬との生活を考えてもらえませんか?。犬にだって感情はあります。飼い主の気持ちを察してくれます。誰よりも誰よりも愛してくれます。捨てるなんて本当にやめて。

もし、今このようなことを考えている人がいるのなら、誰かに相談してください。恥ずかしいことでも、悪いことでもありません。最善の方法を考えてあげて下さい。動物の命を救うための前向きな取り組みをしている施設もあります。どうか、少しでも人間としての気持ちがあるのならば、自分が幸せにしてあげられなかった分、他に人に任せることになってもいいのです。捨てるなんてことはせず、犬が幸せになる方法を模索してあげて下さい。

どんな言葉を尽くしたところで、ロンがすがった微かな希望、悲しみ、絶望を表現することはできないように感じます。

お願いだから、犬だけじゃなく動物を捨てる、虐待するようなことはやめて下さい。これ以上、ロンと同じような悲しい最期を迎える犬がいなくなりますように。

 

 

【 犬の遺言 】

人間は死ぬとき、遺言を書いて、愛する人に全てを残すという。
ボクにもそういう事ができるなら、こう書くよ。

可哀想なひとりぼっちの野良犬にボクの幸せなお家を譲ります。
ボクのフードボールや豪華なボクのベットも柔らかい枕もオモチャも
大好きな(飼い主の)膝の上もボクを優しく撫でてくれるその手も優しい声も
今までボクが占領していたあの人(飼い主)の心もあの人(飼い主)の愛も…

ボクに穏やかな最後を過ごさせてくれたその場所を
ボクをギュッと抱きしめてくれたそのぬくもりも。
ボクが死んだら、
「こんなに悲しい気持ちになりたくないからもう2度とペットとは暮さない。」って言わないで

その代わりに、寂しくて、誰も愛してくれる人がいない犬を選んで、ボクの場所をその子にあげてちょうだい。
それがボクの遺言だよ。ボクが残す愛…それがボクが与えられる全てだから

出典 https://www.youtube.com

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