みぞおちのコリコリ | 柴犬のたま子さん

柴犬のたま子さん

ブログを始めた当初は夫婦二人暮らしの日常を書いていましたが、2017年に柴犬を飼い始めました。
それからは柴犬の事ばかりを入力するようになったので思い切って(というほどの事でもないけれど)方向転換して「柴犬カワイイ記録」にすることにしました。

2019年12月



「ずっと気になってるんやけど、みぞおちの辺りになんかコリコリした硬いやつが出来てるねん」


そう言われて触ってみたけれど、私には分からない・・

というか、肋骨の骨があってどれがコリコリなのか分からない。


「ほらなんか硬いのが膨らんでるやん?」


何度も触ってみるけど分からない。



「今度の病院の日にスーパードクターに聞いてみたら?」

その頃にはもう私は通院に同行はしていませんでした。





そして検査の結果、腹壁腫瘍であろうという診断が下されました。


胃ではないから再発・・ではないのかうーん
転移なのか?


夫はものすごく落ち込みました。
再発や転移なく5年を過ごしたい思いが強くありました。

5年間何もなくて、ようやく寛解だと目標を決めていたからです。


私も心臓が跳ね上がるほどショックでしたが、


「手術で取るんでしょ?じゃあ取っちゃえば大丈夫!」
「表面でしょ〜?手術でピッとキレイに取っちゃえばなんてことないよ!」

など明るく軽く言いました。


痛みを伴う手術や不安でいっぱいだったことでしょう。

でも優しくて気持ちの弱い夫には、このことを重く考えて欲しくなかった。

「大丈夫!」
「それよりも退院したら美味しい焼肉をパ〜っと食べに行こう」
「スーパードクターもいけるって言ってたやん?」

そう言い続けるとやっとホッとした笑顔が戻ってきました。


そしてスーパードクターに続き私も、

「大丈夫!」

の言葉を最後まで言い続けることになります。