「君を待つあいだに」 | ことのは

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日々のことを綴っています。


清水志穂さんの作品です。

凄く大好きな作家さんなんですが、おそらくもう小説は書いていないかなと思います。

「さよならをあげたい」

以降の作品を知っていましたら、ぜひ教えて欲しいです。

「君を待つあいだに」

は清水志穂さんのデビュー作です。今から10年以上前の作品です。

記憶喪失の男に、色々な色を教えてあげるお話し。100%恋愛小説です。

朝もやは薄い紫(ラベンダー)。雪にほんの一滴、葡萄の果実を落としたようなはかない薄い紫。

小説の始まりです。このように綺麗な色で始まります。

沢山の色を教えてあげるけど、主人公はもう教えてあげられる色がないと気づきます。

その時、彼女は・・・。
読んでいて暖かくなれるお話しです。この作家さんの話しはそんな話しばかりです。

私はこのお話しの中に出てくる認知症のおばあちゃんが印象的です。このおばあちゃんの世界にあるのは、大好きな彼氏と、犬と、あやとりだけ。周りからみたら哀しいかもしれないけど、もしかしたら、とても幸せなのかなぁと。

優しい恋愛小説が好きなかたにオススメです。