今日は、春でしたね。
仕事が終わり、明日の新幹線のチケットを買いに池上通りを大森駅に向かって歩いていると、ダイシン百貨店がピカピカと輝いていました。
そうだ、今日はダイシンの新装開店日だった!
昨日、日経新聞に出ていると教えてもらったんだった、不思議な事に。
普通に健康な食生活の話をしていたおじさんが、実は軽金属工業の会長さんで、軽金属の質の話になり、どこが一番質がいいですかと聞くと、フランスのが質が高いとか、ロシアやバーレーンとかの世間話をした後しばらくして、「ダイシンが明日オープンて載っている」といきなり日経新聞を見せられたから、なんだろうないきなりと思っていました。
そうだったダイシンオープンだったと思って通り過ぎようとしたら、私の地元島根の浜田市の石見神楽と、もっと地元の隠岐海士町の岩がきとイカの漬け丼の旗が見えたので、わあ~と思って、挨拶がてら、寄ってしまいました。
神楽が見たくて、聞いたら、今日はもう終わり、明日10時半からと昼過ぎ1時に太鼓から始まり「大蛇(おろち)」をしますとのことで、明日行く気になっていました(笑)石見神楽は、華やかです。
海士町の観光協会の若手男性職員の人が説明に来てくださって、初対面ながら、子供だった世代がこんなに立派になって、と嬉しく思いました。聞くと、地元出身で高校は、松江の高校に行って、家が神社なので、国学院大学を出て、出版社に就職し働いた後、今年この2月から職員になったそうです。私も、国学院大学行きたかったんですよと言ってしまいました。
実家は隠岐神社のことかなと思いました。後鳥羽上皇が奉られています。春には、桜がきれいです。花吹雪のイメージがあります。今日の観光協会の人は、そこの神楽の流派の家の苗字でした。
実は、僕の地元も神楽をやっていてと、神楽の話になりました。私「島前神楽でしょ?私はスサノオをやれと言われたことがあります。何を舞いますか?」
『「先祓い」です。』
「先祓い」、天孫降臨前に先祓いをする猿田彦の舞いです。
「ああ、我は~悪魔祓わんそのために~~、神体ここに現われり~」と独特の節で宣言して音と共に、舞いはじめます。猿田彦、渋くて超かっこいいと思います。
そして、先祓いができれば、まずは、いいでしょうと、私も、勝手に代表演目を決めていたりして。
他に何ができますかと聞いたら名前が浮かばないようなので「随神は?」「随神はできません。」とのこと、他にもたくさんあるのですが、まだ、地元のことをやりだしたのは、本当に近頃だそう。
そうこうして立ち話をしているうちに、買い物客が増えはじめ、話は中断。
名刺をいただきました。「海士町観光協会×離島キッチン =」←このコンセプトがイカす。
やべ~、帰りたくなってきた。いろいろ思い出して、高校生に戻った気分。先生にも完璧なタメ口でした(笑)
イカの漬け丼は、ネットで頼もうかと思っていたので、そっちにばかり意識が行き3個ばかり買いましたが、帰ってから、なんで岩ガキを買わなかったのだろうと後悔。でも、いつでも送ってもらえるからいいかと思いました。
よく父と弟が(漁師ではありませんが)祖父の自家用舟でイカ釣りに行き、釣ったもの、をすぐ刺身にして食べていていました。最高においしいのが当たり前なので、どうも東京では外食してもイカは、頼みにくい。
初めて試食してみて、漬けてはあるものの、食感や味が鮮度がよく、懐かしかったです。早速夕食にしました。
薄味です。みんな薬味や好きな調味料を加えて食べるんでしょうね。
明日は、戸隠です。