8歳の男の子を持つ

仕事&家庭&自分時間を

楽しむ『星乃チズ』です



私の生き方を変えてくれた
『はづき数秘術』の
特別認定講師として


『好きを仕事に』
を目指す女性サポートしています




大人にとっても子どもにとっても大切なこと。



『泣くことは浄化』とスピリチュアルな業界で

はよく知られていますが、

今日は、メンタルケアの視点から

『泣くことの大切さ』をお話しします。





これを読んで、

『泣くことの大切さ』

『泣き方の見分け方』

少しでも知っていただければと思います。





少し長いお話になります。


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私はスピリチュアルな業界で

講師となる前は、

メンタルケアの業界で専門の相談員

していました。





入社1年目の時、

先輩から自分の代わりに

『心理療法のサイコドラマ(心理劇)』

の研修に行ってみないかと誘われ、





私は1人旅行カバンを持ち、

1泊2日間の『サイコドラマ研修』

受けに県外へ行きました。




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当時の私は、職員に対しては

世間話は問題なくできても、特に

『自分の意見を言う場になると言えなくなる』

と言う現象がありました。





実は小学生の頃から、話は出来ても

『自分の意見を言うときは声が出ない。

言おうとすると泣きそうになる』

ということがありました。





学生の時はそれでも問題なく切り抜けても、

社会人になるとそうはいきません。





ちなみに私は小さい頃から、

『泣く』ことはほとんどなく、

『泣く子』を見ると情けない子だなと

思ってしまうくらいの人でした。




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サイコドラマ研修で、

とある宿泊所に集まったのは

メンタルケア業界の医療関係者

医師、看護師、作業療法士、臨床心理士、

中には海外で学会発表している女医なども

参加されてました。






そして、座学中心の研修かと思いきや

実はメンタルケア業界で働く医療関係者を

『癒す』ための研修

(自分たちがクライアントになる研修)

だとここに来て私は初めて知りました。





ちょっとガーン( ̄□ ̄;)!!ってなりました(笑)





※サイコドラマ(心理劇)とは、

クライエントの抱える問題について、

演技すなわち行動を通じて理解を深め、

解決を目指す心理療法。





サイコドラマを進めるのはディレクターと

呼ばれる医師とその奥様(臨床心理士)で、

進行されました。





私も役が当たれば演じることをし、

不思議な雰囲気に戸惑いながら

参加してました。





ある方のセッション後の

意見交換(シェアリング)で発言したときに

私はしゃべりながら泣き始めてしまい、

自分でも戸惑いました。

自分では何に泣いているか

わからなかったからです。




ディレクターは、それを見て、

『ああ、君はやり残したことがあるんだね。』

と話され、




次のセッションの主役は私になりました。




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私が演じたのは自分が3~4才の頃。

いつも早い時間に仕事に出ていく

看護師の母の背中を見る子供時代でした。





そう、私は、

『いってきます』『ただいま』

ではなく、いつも

『いってらっしゃい』『おかえり』

と言う側だったんです。





延長保育のない当時はシッターさん宅と

保育園を私は毎日利用してました。

もちろん楽しかった。





シッターさんも優しくていい人でした。

でも、ある日気づくんです。

みんなはシッターさんではなく、

母親が保育園に迎えに来てくれていると。




私がサイコドラマで演じた場面は

親にどうしても直接迎えに来て欲しくて

父が新聞を読んでいると

生返事をするのを利用し、

『保育園に迎えに来てね』

と策略を組んだところから。





朝から先生に

『今日はお迎え父さんなの。』といい、

シッターさんがいつも通り迎えに来てくれるが

父が来ると言い、返ってもらい、

園で待ち続けました。





さすがに先生もおかしいと思い、父に連絡。

父が笑いながら迎えに来てくれました。





その時を演じていた私は、

ディレクターから

『お父さんに最初に何て言うの?』

問いにつまりました。






声が出ない……。







そして、私は目から涙を流しながら、

冬なのに大量の汗をかき、

下腹部の強烈な痛み、

全身のだるさがおそいかかって

立っていられなくなり、ひざまずいて

しまいました。






そして出た言葉は

『……遅いよ……』





でもこれは『不正解』


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ディレクター

『本当はそれが言いたいんじゃないんだろ』





『……』(ヒックヒック泣いてる)





ディレクター

『なんで言えない?言っていいんだ。

もっと大声で泣いていいんだ。

大声で泣いて、駄々をこねて、

親を困らせたっていいんだ。

それが子供だ。

親は仕事に行かないと行けないから?

そんなの関係ない。』





『……』(ヒックヒック泣いてる)





ディレクターにあおられ、私が口にしたのは





私『……だって………兄ちゃんが先に泣くんだもん!……』





でした。

ディレクターは大笑い(笑)

私は私の中での大泣きをしました。





その後は、サイコドラマでは

『自分がやりたかった過去を演じる』

のですが、

私がしたかったのは、





本当は『母』が

保育園に迎えに来てくれて、

一緒に手を繋いで帰ること。





そして、途中に喫茶店により、

チョコレートパフェを食べること。






ディレクターの医師はまた大笑いで

『君の思い出はチョコレートパフェ=甘くて苦いんだよ。』

でした。





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セッション後のシェアリングでは、

特に医師たちに『泣きが足りないね』

って言われました(^^)

もっと大声でぐしゃぐしゃに泣いた方がいい

とのこと。






あまりにも私の身体的な症状

(急激な精神的ストレスによる発汗、腹痛、倦怠感等)

がキレイに出ていて、




学会発表している女医さんに

『ビデオカメラ持ってくればよかった!

研究対象にしたかった!』

とまで言われました。

逆に光栄です。





ディレクターより

『君は【泣くべき時に泣いていない】ことから、

言いたいことが言いたい時に言えなくなっていた。』

と、言われ、






①思いっきり大声で大泣きすること。


②両親に思いっきり甘えること。





これが私がやり残したことだと助言されました。



そして、私は昔から泣くときはのどを

【ヒックヒック】ならすような

泣き方をしていたことが

自分でも不思議でした。






実はこれは、

『言いたいことが言えていない人(子)の泣き方なんです』

喉で言いたいことを無意識に

止めているんです。

ちゃんと泣けないんです。





だからこの泣き方の人や子どもは要注意!

このまま抱えていると以前の私のように

自分の意志を伝えられない人になります。






『泣く』ことは1番最初の表現方法。

これを『ちゃんと泣いて』

クリア出来ていないと、

言葉で表現しようとしたとき、

1番原始的な『泣く』ことから

やらないと行けない。





だから、私は

『自分の意志を伝えようとすると

泣きそうになり、

泣くのを堪えるため、声が出ない』

ことになっていました。





逆にうるさくても、

ワーワー大声で泣いている子はこれが

クリア出来ています。

なので、大人や親からすると『うるさいな!』

って思ってもちゃんと表現できているで、

良いのです。






そして、意外と『些細なこと』

泣くタイミングを無くしている人や子ども

も多いのです。

(私の『兄が先に泣くからとか』(笑) 

実は他にも理由はあるけど(^^))

(何はともあれ、

ウチの家族サイコーヾ(o´∀`o)ノ)





お子さんの泣き方をよく見て上げて下さい。

もちろん、自分の泣き方もね。






おかげで私はかなり自分の意志

伝えられるようになりました(//∇//)




まだまだ出し切れないとこもありますが、

以前に比べれば格段に言えるように

なってます(≧∇≦)b





皆さまもご自分や家族、

お友達に接する時に気にかけて

あげてみて下さい。




良かったらご参考に♡

これについては書き足りないことが

たくさんありますが、

長くなるのでこの辺で(^^)

お読み頂きありがとうございました♡






最後まで読んでいただき

ありがとうございます…深謝♡