今日の黄海の回転率は43/kでした。
仕事量は2億です。
どっかの山奥の店に来てしまったと勘違いしそうでした(棒
明日は1周忌、ぼくは天を指差し祈祷する。
あっ、祈祷ってもチンコじゃないですよ。うるせぇ！
それは20年前の春のこと
おてんばだけど、とても愛嬌のある女の子が我が家へやってきた。
家族会議で決定した名前はアップル。おじいちゃんが名付けたのだ。
「アップルー」、そう呼ぶと彼女は全速力で駆けてくる。
しかし、名付け親のおじいちゃんがいくら呼んでも反応しない。
おじいちゃんは「アポーッ」と呼ぶからだろう。さすがはグランファである。うるせぇ！
彼女はもの覚えがよく、1度仕付けると
すぐに理解してくれるのだが、
人の顔に座るクセだけは直らなかった。
むず痒くて目を覚ますと、顔にお尻だけ乗っけた彼女がいる。
人の顔が便器に見えるのだろう。王シュレットも納得のできごとである。うるせぇ！
そんな彼女にも反抗期が訪れる。
いつも眠そうな表情で誰かの膝に腰掛けてるのに、その日の彼女は様子が違っていた。
歯を剥き出しにして、ただならぬ形相でぼくを威嚇する。
いったい、どうしたんだろう。
アタフタなりながらも冷静に、
こういうときは相手を刺激してはいけない。
視線を合わせないように、ただひたすら
正面にあるブラウン管を眺めていた。
それでも、彼女がどう動いてるかは
視界の1番端に映ってる姿で確認できる。
最大限ロンパりながら動きを追うと
まるで猟犬のように、ゆっくりゆっくりと慎重に距離を詰めてくる。
そして一瞬、彼女の姿を見失うも
間髪入れず、とらえることになるのだが
それは口を大きく開け、牙を剥き出しにして
飛び掛かってくる彼女の姿だった。
あばばばばば、と首をすくめ、喉元を守ろうとするのは
人が持つ防衛本能なんだろう。
そして後ろ脚2本をきかせ、背中におぶさるような形で
前足2本を交互に、ときに同時に振り下ろし、
ぼくの頭を掻きむしろうとするんですが、
なんてこたぁない、髪の根本に絡まったポップコーンが食べたくて仕方なかっただけでした。
そんな彼女が天に召されて、明日でちょうど1年になります。
アップル、そっちは楽しいかい？
アップルが大好きだったマムはまだまだそっちにやれないけど、
もう少しだけ待っててね。
またいつか、お気に入りの赤のリードを牽いて、
アップルが好きだった
あの道を歩ければいいね。
それじゃ
see you again someday...
仕事量は2億です。
どっかの山奥の店に来てしまったと勘違いしそうでした(棒
明日は1周忌、ぼくは天を指差し祈祷する。
あっ、祈祷ってもチンコじゃないですよ。うるせぇ！
それは20年前の春のこと
おてんばだけど、とても愛嬌のある女の子が我が家へやってきた。
家族会議で決定した名前はアップル。おじいちゃんが名付けたのだ。
「アップルー」、そう呼ぶと彼女は全速力で駆けてくる。
しかし、名付け親のおじいちゃんがいくら呼んでも反応しない。
おじいちゃんは「アポーッ」と呼ぶからだろう。さすがはグランファである。うるせぇ！
彼女はもの覚えがよく、1度仕付けると
すぐに理解してくれるのだが、
人の顔に座るクセだけは直らなかった。
むず痒くて目を覚ますと、顔にお尻だけ乗っけた彼女がいる。
人の顔が便器に見えるのだろう。王シュレットも納得のできごとである。うるせぇ！
そんな彼女にも反抗期が訪れる。
いつも眠そうな表情で誰かの膝に腰掛けてるのに、その日の彼女は様子が違っていた。
歯を剥き出しにして、ただならぬ形相でぼくを威嚇する。
いったい、どうしたんだろう。
アタフタなりながらも冷静に、
こういうときは相手を刺激してはいけない。
視線を合わせないように、ただひたすら
正面にあるブラウン管を眺めていた。
それでも、彼女がどう動いてるかは
視界の1番端に映ってる姿で確認できる。
最大限ロンパりながら動きを追うと
まるで猟犬のように、ゆっくりゆっくりと慎重に距離を詰めてくる。
そして一瞬、彼女の姿を見失うも
間髪入れず、とらえることになるのだが
それは口を大きく開け、牙を剥き出しにして
飛び掛かってくる彼女の姿だった。
あばばばばば、と首をすくめ、喉元を守ろうとするのは
人が持つ防衛本能なんだろう。
そして後ろ脚2本をきかせ、背中におぶさるような形で
前足2本を交互に、ときに同時に振り下ろし、
ぼくの頭を掻きむしろうとするんですが、
なんてこたぁない、髪の根本に絡まったポップコーンが食べたくて仕方なかっただけでした。
そんな彼女が天に召されて、明日でちょうど1年になります。
アップル、そっちは楽しいかい？
アップルが大好きだったマムはまだまだそっちにやれないけど、
もう少しだけ待っててね。
またいつか、お気に入りの赤のリードを牽いて、
アップルが好きだった
あの道を歩ければいいね。
それじゃ
see you again someday...