チームメイトから
避けられていた後輩が
不動のFWに成長



そして部活を引退したある日のこと

受験勉強の気分転換にと
久しぶりに部活に顔を出しに行くと

そこにはいつものように
サッカーに真剣に
取り組む後輩たちがいました

そしてまたいつものように
ミニゲームが始まりました

引退してから3か月がたっても

私は自分のポジショニングを
しっかりととり

点を決めます!

(ああ、やっぱり
このポジショニングさえ守れば
ちょっとぐらい体力が落ちても
点を決め切れるんだ)

そう思っていたとき

『先輩ちょっといいですか』

振り向くと1年生の後輩が
少しうつむきながら立っていました

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その後輩は今は
BチームのFWとして
試合に出ているのですが

シュートまで行けず
チャンスがあっても外してしまう
チームメイトから
避けられている感じでした

どうやらシュートを外してしまい
自信を無くしているようです

『どうした』

『どうやったらシュートまで行けます?』

『何かコツがあるんですか?』

その時私は

自分を救ってくれた監督のように
この後輩も救ってやらないと

という使命感が湧いてきました

そしていつも私が
頭にインプットしている

ポジショニングを

後輩専用にアレンジして
教えてあげました

『そのポジショニングを
取ることだけに集中して』

『そうすれば
シュートまでいけるから』

そうすると
早速効果が表れ始めました

それまでゴールまでいくことも
出来なかったのに

相手DFを上手く外して
点数を決めきることができるようになり

アドバイス後のシュートでは
7回中5回はネットを揺らす
ことができたのです!

そして1か月後の新人戦では

FWとしてスタメンを獲得し

県1部リーグで2位の相手に
1-0で勝利に繋げ

ベスト16まで
進むことができたのです

学校の廊下でその後輩に会うと

『こんにちは!』

『先輩の教えてくれた
ポジショニングのおかげで
点を決めきる自信のきっかけになりました』

『今すごくFWやってて楽しいです
ありがとうございます』

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少し前までうつむいてて
暗い印象だったあの後輩が

明るく自信に溢れた
顔をしていました

やはり監督から教わった
あのポジショニングは

誰にでも使えて

誰でもすぐに
DFを外して
軸足を踏み込んで理想のフォームで
点を決められるものだと確信しました
 


次にこの
ポジショニングを
手に入れるのは
あなたです


続きは次の記事で!



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ありがとうございました