邪魔もの扱いを受けたFWの逆襲
相手DFに
止められること5回
自分のせいで大事な場面で
決めきれず
誰からも
信頼されない
FWだった私が
チームを県ベスト4に導く
ヒーローになるまで
こんにちは吉田直起です
高校1年生の頃の私は
FWで試合に出ても
相手DFに
10回マッチアップしたら
8回は止められ
1試合に2回は
得点につなげるチャンスを
ものにできず
味方からは
『また外すな』
『頑張って守りきっても
大事な場面ではずすので
雰囲気が悪くなり』
監督からも
『うちには守備で守ってくれるDFもいるし
GKだって毎試合
3点分ぐらい防いでくれる』
『FWがもっと良ければなぁ』
チームメイトには毎回迷惑をかけ
試合をするたびに信用を失い
大事な場面で決めきれなかった時
メンバーからの
『またやったか・・・』
と言わんばかりの視線が怖くて
試合に出たくありませんでした
Bチームでも
お前は必要ない
高1の夏休みが始まるころには
私はAチームから
Bチームに落とされていました
BチームではAチームの時より
周りのレベルが落ちるので
自分の攻撃でも
Bチームに落とされていました
BチームではAチームの時より
周りのレベルが落ちるので
自分の攻撃でも
ある程度通用するし
たとえ自分が
点を決めきれなくても
『ドンマイ、ドンマイ
切り替えよう』
という緩い雰囲気があり
Aにいるよりも
気楽でいいやと感じていました
10月に入るころには
1年生がスタメンに
4人出場するようになりました
公式戦でも同学年の友達が
得点を上げ、勝利に貢献したり
体を張った守備で
チームメイトから信頼される
『つい4ヶ月前までは
俺がスタメンだったのに』
『1ヶ月前までずっとBチームで
緩くやっていたあいつがなんで』
悔しさがこみ上げてきて
拳をぐっと強く握り
『いつか絶対にもう一度
スタメンを奪ってやる』
『あいつらよりも
信頼される選手になってやる』
そんな風に意気込んでも
3日もすれば
Bチームで気楽にプレーする方が
居心地が良いと感じて
あの時のやる気は
どこかへ飛んで行っていました
そうこうしているうちに
Bチームでも実力が下に落ちていき
さらにゴールに向かおうとする姿勢
自体がなくなっていきました
それまで
『ドンマイ、ドンマイ』
と許していたチームメイトからも
『お前ほんと使えんな』
『今日負けたの
お前のせいだからな』
と、言われるようになり
私のチームでの
居場所が失われつつありました
「もうサッカーやりたくない」
「みんなから
ドンドン避けられていく」
そんな時に
監督に言われた言葉に
私は救われました
そんな時に
監督に言われた言葉に
私は救われました
さらに付け加えて
「お前の良さは
ちゃんと分かっている」
「このチームの誰よりも
頭を使ってプレーしている」
「それがお前の武器だろ」
誰よりも
練習したのに・・・
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最後までお読みいただき
ありがとうございました