2020年から賃貸業は「住まい」の賃貸→「ライフスタイル」の提供 ①

2020年から賃貸業は「住まい」の賃貸→「ライフスタイル」の提供

大家の決断と覚悟のきっかけ。
2020年から「住まい」の賃貸ではなく

「ライフスタイル」の提供

大家業を「本業」としてスタートしてから
15年目前後で「コロナ」に到来

「ライフスタイル」

「ライフワーク」
が激変しました。

が　この現象は　突然そうなったように見えて、実は
私は4年間前から　いずれ　何かのきっかけで
「ライフスタイル」は大きく変化するだろうと

その指標が「衣食住」です。

その中で「衣」　

コロナ前から「成長」産業でなく
傾斜産業になっていたことは
誰の目にも写っていたはず。
その「衣」は　一体どこにシフトしたか

「住」です。

職業病からか
「本業」からか

賃貸物件を15年間
試行錯誤しながら見てきて

特定のターゲットを絞り
「家具家電付」賃貸に。

「ニトリ」「イケア」「無印」には　
常に注視、意識し
毎シーズン家具を鬼買い

その商品の「充実度」は
「住まい」に対しての

日本人の意識が
ここ数年で　劇的に変化していることから
と特に「ニトリ」と「無印」を見て感じていた中

劇的に「変化した」のがコロナ

仕事を「家」でする

ライフワークへのシフトで
ライフスタイルが完全に
「変化」した「きっかけ」に

ということは　
大家自身も「賃貸」に対して
意識を大きく変えないとならない

「ワークスペース」
「コンセント」の位置と数
「照明」の考え方
「収納」～特に賃貸の狭い空間では「吊るす」収納
「キッチン」もコンセントの位置と作業スペース
仕事の「作業スペース」
ストレスがない「動線」

コロナ後
賃貸を変える　

実験的に二通り考えました。
一つは
コロナ後の「理想の居室」
入居者様から求められる内容を集め
住宅設備を完璧にした部屋を造るために
フルリノベシーョンを二部屋　24㎡と36㎡

もう一つは
改善できる、交換できる設備は交換し
あとは居室自体はいじらず
家具家電付にすると決めた居室には
妥協せず家具家電を設置しました。

仕事がリモート化し
ワークスペースに机は置けたけど
電気スタンドの照明コンセントがない
ネット環境が劣悪
書類置き場がない
プリンタの電源もスペースもない
収納が全くない

これでは家での仕事が「苦痛」になります。

飲食店に行けなくなり
自宅で食事が増え
料理するにも
キッチンに作業スペースがなく
調理器具使うためのコンセントがなく
ゴミ箱の上にフライパンを置いている

これでは「料理」がストレスになります。

昔の間取りとニーズで
生活動線がめちゃくちゃ

昔のままで「良い」理由などない

フルリノベーションと
家具家電付賃貸で
すぐにコロナ後に
躊躇なく動けた理由は

賃貸物件の退去アンケートの
厳しいお声の蓄積と分析を
大家自身がデータとして持っていて
コロナ前から
いずれ「ここはいつのタイミングでこう変える」と
計略があったからすぐにできたこと。

つまり「準備」が9割と言いますが

コロナがその「きっかけ」で「タイミング」に

待ったなし、一気に退去のあった居室から
フルリノベーションと

家具家電付パターンはフル設置しました。
家具家電を大家自身が購入し設置することで
入居者さんが最低限　スーツケース一つで引っ越しがででき