祭りのあと
多くの人々が”祭り”と言う時
その言葉は本来の神事から拡張して
何か日常の心の水面に漣を立てて吹き抜ける
一陣の風のような趣が込められているのではなかろうか
日常では許されないような
晴着を纏い,華やいだ笑い顔に混じって
人ごみにおされながら夜店を覗く時
そこには不思議な高揚と爽快の空気が満ちる
祭りは大げさに言えば人々の開放の希求と
どこかで繋がっているのであろう
寝ぼけた日常の惰性をほんの一瞬でも
破るこの開放区の幻想は
祭りにどこか重い象徴性を持たせることになる
なぜなら祭りには必ずや終わりがあるからだ
祭りのあとの淋しさが いやでもやってくるのなら
祭りのあとの淋しさは たとえば酒でまぎらわし
もう帰ろう、もう帰ってしまおう
寝静まった街を抜けて
時は来た!!ただそれだけだ!!
ススリ王 橋本 ノボ也!!


