深夜に読んでいた本。
有川 浩の【空の中】
その中の、一幕に出てくる宮じぃ、という人物が言う言葉が重く響いた。
自分用の備忘録のために書き出してみる。

いっぺん間違うたことは間違うたことよ。それは人間がごまかしても、世の中とか道理とかそうゆうもんが知っちょらあ。それが間違いじゃとね。どれだけ上手にごまかしちょっても、後になったら間違うちゅうもんは間違うちゅうと、ちゃんと分かってしまうもんよね。
間違うたことを正しかったことにしたち、いかんわえ。神様じゃないがやき、あったことをなかったことにはできん。
間違うたことは間違うたと認めるしかないがよね。辛うても、ああ、自分は間違うたにゃあと思わんとしょうがないがよ。皆、そうして生きよらぁね。人間は間違う生き物やき、それはもうしょうがないよね。何回も間違うけんど、それはその度に間違うたにゃあと思い知るしかないがよ。

間違うことをごまかしたらいかんがよね。次は間違われんと思いながら生きていくしかないがよ。わしはこの年になってもまだまだ間違うぜよ。げに人間は業が深い。死ぬまで我と我が身を律しちょないかんやき。

誰かを巻き込んでしまったら、謝るしかない。
許してもらえんかったら、それは仕方がないわね。許してもらえんようなことをしたがやと、やっぱりそれも思い知って覚えちょくしかないがよね。

背負うしかない。


あー、心にイタイ