人の世は、何処まで行っても合理を見つけだすことが不可能なのだ。

合理は存在していても、人間という生物は

「不合理にできている…」のだから、どうしようもないのだ。

人間の肉体は、誠に合理を得ているのだが、

そこへ感情というものが加わるため、矛盾が絶えぬのである。


しかしながら、それに納得しきって人生を営むには、そこはかとない悲しさがついてくる。