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胎話という言葉はご存知ですか?
お腹の中にいる赤ちゃんとお話をして、主に家族の方に通訳をします。
看取りとは、これ以上の蘇生は行わず、自然に命の最後を迎えます。
植物状態とは、脳死などにより自分の力だけでは生きられない為、呼吸器などをつけている状態です。
不思議な助産師さんとして生きてきた私は、
総合病院にいた時、何故か、産まれて来ても生き続けられない赤ちゃんを看取るという役割に、月に一回は当たっていました。そもそも看取りなんて珍しいのに、、、。
はじめは葛藤もありましたが、全ては赤ちゃん自身が選んで来ていると知り、赤ちゃんが伝えたい事を通訳して差し上げ、ちゃんとお別れが出来るようにママとパパを中心にサポートしてきました。
総合病院を離れて四年目、そういったお仕事も当然離れていたのですが、
先日、突然心肺停止になって、そのまま植物状態になってしまった幼児が、正に命を終えようと兆候がではじめた所で、ご縁を頂いたご両親から亡くなる前に子供の想いを聴きたいと依頼を受けて、県外まで行ってきました。
到着した時、お子さんは、心拍が少しずつ低下し、血圧も低下、今晩が最後かという時。
ママやパパが聴きたいことをとことん聴いて伝え、
お子さんが伝えたい事もとことん聴いて伝え、
その空間はとても愛に包まれていて、ただ悲しみや号泣だけでなく、笑顔もたくさんみられる時間となりました。
2時間ほどご家族のケアをさせていただき、お子さんから【もうこれでいいよ】と許可をもらって終了しました。
命は本当に儚くて、亡くなる時期は、生まれる前に自分で決めてきます。
変えられないから、私はただ寄り添い、通訳するのみです。
でも、このお仕事を久しぶりにさせていただいた事で、私が助産師をする理由をさらに明確になりましたし、
同じような状況の家族の方のサポートをしたいと感じました。
私で力になる事が出来るならば、ぜひお役だてください。
流産、早産、先天性の異常により長く生きられない、突然の不慮の事態で話せない状況になり聴きたいことを抱えて過ごしている、既に天使になっちゃったけど話してみたいなど、
赤ちゃんや幼児などお子さんの通訳をさせていただきます。
場合によっては大人の方でも可能ですので、ご相談ください。
全国どこへでも飛んでいきます。
不思議な助産師 高田奈見
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