好美が妊娠した。


俺の子供だ、間違いない。


避妊はしていなかった。


すべて生で外に。


病院でエコーを確認。


そこには小さな命がいた。


素直に感動した。


産婦人科の検査台で股を開く好美。


複雑な表情だった。


驚きと不安と混乱。


ずっと俺は好美の手を握っていた。


その後二人でショッピングモールの駐車場に。


車の中は重い空気となった。


俺「大変な事になったね。」


好美『…うん。』


俺「どうしようか。」


好美『…わからないよ。』


俺「俺は生んでほしい。」


好美『…本当に?』


俺「ああ。俺と結婚してください。」


好美『はい。喜んで。お願いします。』


ほぼ計画的に妊娠し結婚に至った。