しばらく書かないつもりでいた、猫たちのこと。


またショックなことが起きた…。


「元気にしている」と書いた、6月に去勢手術して放した男の子が亡くなった…。


見つけたのは私と接点の無い人。


先週の金曜日、白と灰色のブチ猫が道端で亡くなっていて、一応、隣近所に聞いたが、誰も知らない猫だったから、市に連絡して処理してもらったのだと…。




その話を、人伝に、母が聞いた。




私は、この子が白血病キャリアだと承知で外の世界に返した。


去年も今年も、発情期の時期だけ我が家の方に来ていた。

去年の春が終わり、秋に一度見かけた後は、今年の春までは来なかった。

もともといた縄張りで誰かにご飯をもらっていたはずだから、去勢手術して返した。

今月の始めに、元気にしている姿を自分で確認した。




白血病キャリアだと知ったのは、去勢手術が終わり、引き取りに行った時だった。



この子とケンカをしたうちの白猫は感染し、同居猫については検査をしていないが、トイレもご飯もすべて共用のため、感染しているはず。

白血病キャリアになった子を隔離もしないでいる私が間違っていることは承知しているし、寿命を縮めてしまったことは猫たちに本当に申し訳ない気持ちでいる。







道端で亡くなっていたという、白と灰色のブチ猫が本当にあの子なら、私が捕まえて去勢手術したことがきっかけで、白血病を発症してしまったのでは無いか…?



でも、どうしたら良かったんだろうか?



私は、白血病キャリアとわかって外に返したが、もしうちにご飯を食べに来るならいつでもおいでと思っていた。



家に入れてやれなかったのは、やはり前からいる白猫たちのことを考えてのことだった。



うちの子たちが白血病キャリアになっていてもそうでなくても、相性を考えて、一緒に生活させることは難しいと…。

もともとの縄張りに帰った方が良いと…。




そして、私は猫の白血病について無知だった。



手術という大きなストレスで発症してしまうこともあるのだと。

そして、発症したら、本当に短い間しか生きられないのだと…。




こんなに早く旅立ってしまうのなら、相性など気にせず、うちの子たちと一緒に生活させてやれば良かった。



そして、弔ってあげたかった…。





ごめんなさい…。





「うちの子が噛まれたから、捕まえてどこかに捨てに行ってほしい」と、3件のお宅から頼まれた子だった。


「捨てに行くことは出来ないから、去勢したらおとなしくなる、そして、もとの場所に戻ると思う」と、私は説得した。




どうしたら良かったのか、私はわからない。




ただ、せめて、白血病だとわかったのなら、我が家に迎え入れてあげたら良かったのだと、そればかり悔いてしまっている…。



どのみち我が家の子も感染しているのだから…一緒に生活させてやれば良かった…。







去年、ご近所から頼まれて捕獲した野良猫が、ショックで亡くなってしまった。




今年も、手術がきっかけで、こんなことになってしまった…。





もう、本当に、自分とこに来た野良猫については自分でなんとかして❗️❗️




「うちの猫に噛みついた悪い野良猫を捨てに行って❗️」と、そればかり主張したご近所3件。



去勢手術については「誰がお金を出すの?」だった。

「そんな野良猫にお金使わんでも捨てに行ったら?」とまで言われた。





発情期でこっちまで来て、ケンカして、ご近所に疎まれて…。





私は、亡くなった子に、名前をつけていた。




去勢したらこの子が平和な生活になるように、和ちゃんと名付けた。




本当にごめんなさい…。




和ちゃん…。




どうか安らかに…。






こんなことになってしまって、本当にごめんなさい…。