2018年4月14日(土)
HKT48 栄光のラビリンスpresents
大人のカフェ×HKT48 特別公演
〜君の答えを探して〜福岡凱旋編
この千秋楽を観劇して参りました。
東京を拠点にご活躍されるコントユニット大人のカフェさんの御三方とHKT48のゲームコンテンツである栄光のラビリンスがタイアップして選抜された4名のメンバーを伴った計7名のコント劇がこの3日間で開催されました。
[大人のカフェさん]
伊達さん・加賀さん・飯野さん
[HKT48]
秋吉優花さん・駒田京伽さん
下野由貴さん・豊永阿紀さん
実は昨年10月に同じメンバーで東京は原宿の方で第一弾として既に開催されていて、地元福岡でも観たいという反響(通称:キミコタロス)が数多く寄せられ、今回の再演が実現しました。
ラビリンスの選抜イベントで微力ながら精を出した私でしたが、東京開催の方は都合がつかずに観劇出来ずじまい。この再演の話を聞いた時は今回は是が非でも!という想いで早い段階から観劇の意欲がありました。
地元の友人と連番して臨んだ千秋楽…
Fantastic
この一言に尽きます。
コント劇自体観劇することが初めてだったこともありますが、伊達さんのアイドルに花を持たせる脚本には感謝してもし切れません。仕掛けられた幾つもの伏線とオーディエンスを飽きさせないテンポの良さに驚きました。
大人のカフェさんは御三方とも何気ない言い回しや所作にはやはりプロフェッショナルというものを感じました。すっかり彼らのファンになり申した。(チョロヲタ←)
プロに囲まれて抗うHKT48メンバーもまた普段の劇場公演で魅せる姿とは異なり、数倍も輝いて私の瞳には映りました。
豊永さん
滑舌が良く、長セリフでもスッと内容が入ってきました。ミニコント悪徳通販はクレしんの地獄のセールスレディ売間久里代を彷彿とさせるトークスキル。嫌味がないためぼったくり価格でもつい財布の紐を開けてしまいそうに(?)
4期生として加入し、舞台の経験値は少ない筈ですが、そこは期待の即戦力の名に恥じない見事なお芝居でした。劇場公演でのパフォーマンスでも垣間見えるリアクションの良さはコント劇でも健在で、オーディエンスを惹きつける素晴らしいアクセントとなっていました。
加賀さんとの劇中のやり取りは彼女のファンがジェラシーを感じる()ほど仲睦まじい間柄に映りましたし、誰よりもこのコント劇を楽しんで演じているように感じました。
下野さん
間合いの善し悪しこそコントを評価する際の最大の指標だと考えているたち故に、持ち前の間合いの良さがここでも披露できていた下野さんには感服いたしました。コント劇という会場が笑いに包まれている状況でも絶妙なタイミングで切り込んでいて、やはり博多の座長の称号は伊達ではないですね。
日頃からツッコミのキレが光っていますが、舞台を変えた今回も実力を存分に発揮されていて、こういうアイドルだから必然と劇場公演でも重宝されている所以が改めて分かりました。
秋吉ちゃん
今作のメインヒロイン。また、先日のコンサートでステージから落下し、足の指を骨折しまったがため、松葉杖での演技になってしまった秋吉ちゃん。伊達さんが骨折ver.に脚本を変えてくださり、それがまた上手い具合でハマって面白かった。エセ関西弁も(笑)
ステージ上での存在感は松葉杖を外したとしても確かなもので、非常に見応えのあるお芝居でした。明太子の件が個人的にお気に入りです。
こまぴろさん
モノマネが得意な人って必然と声のバリエーションが豊富で、尚且つ抑揚にも気を遣っているんですよね。それを器用に発せられるのはほんのひと握りだと思いますが、この人のお芝居はまさにそれで、セリフ一つ一つに感情が入っていて、声優を志していた時もあっただけあって終始圧倒されてしまいました。
巷で話題の「食事中なんだから」を生で観劇できた喜びたるや測り知れませんな。あの役はこの子にしかできないとつくづく思います。品のある笑いはグッと惹き込まれましたね。女優デビューを連想させる圧巻のお芝居でした。
自称霊媒師という職業に対して偏見を抱いていましたが、見方が一変しました(?)
そんなこんなで
握手会やSNSとは一風変わった新たな一面をHKT48の4人は魅せてくれました。コント劇というアイドルには攻略し難いジャンルに何か吹っ切れたようにやりきる姿には芝居中ずっとお腹を抱えて観劇させていただきました。
大人のカフェさんとのコラボで非常に大きな経験値を積んだメンバーの劇場公演然り、総選挙然り、今後の活躍に期待しています。
おつピー(。・P・。)ノシ