今日は何か、いい事ありましたか?私ね、思うんですよ。人生には楽園が必要だってね。
今日和。
おくりびと黄不動です。※医師でもカウンセラーでもない。現在進行形のパニック障害患者です。
うちの母が…オゾンを浴びに滝を見に行ったとか言いましてね
母ちゃん、オゾンじゃなくて…イオンでは!?
私の横文字が苦手なのは母譲りか…と感じた次第です…
さて、今日のテーマは…『パニック障害 死に体』をお伝えできればと思います。
皆さんは死にたいですか?
…死にたくはないですね。半ば、やけくそになってて生きるのが嫌になってる方は…死にたいかもしれませんが…
質問を変えます。
皆さんは死ぬのが怖いですか?
パニック障害を患ってる方のほとんどは『怖い』と申します。うん。怖いですね。なぜ、怖いか?
それはね、分からないからなんです。分からないから怖いんです。不安なんです。
このタナトフォビアー死恐怖症ーとパニック障害はセットです。
タナトフォビアを克服したり、腹を括ったり、開き直ったり、悟りを開けば…パニック発作はでません。パニック障害は治っています。
少し、話は変わりますが…もう、5、6年前ですか!?職場の先輩を病院送りにした事があります。
先輩が私に蹴りを入れてきて~その足を掴んだら…先輩はバランスを崩して~後頭部を後ろの柱で打って崩れるように倒れ、意識不明です。
救急車を呼んで、私も乗り込み~一緒に病院に向かいました。その車中で先輩の奥さんに電話を入れました。
黄:『◯◯◯◯こんな事があって~今、救急車で病院に向かっています。病院まで来てもらえませんか?』とほとんど、泣きながらお願いしました。
奥さん:『あの人はオーバーやからほっといて構わないよ‼死んだら死んだでそれが寿命よ‼』
えー‼まじで!?そんな事云わないでよ(泣)
と思いながらも…お願いして来てもらいました。
そして、病院に着き、手当てを受け…何事もなかったと分かると…
奥さんは私に向かって『ね‼大丈夫やったやろ?』って。
私に気を使って言ってくれてるのか、本心なのか、分かりませんが…
今でもとても感謝しています。
そして、季節は巡り、ついこないだお会いして~その時の話をしますと…奥さんは…『あんたらは知らないけど…と言うか、無理かもしれないけど…私は今からだって明日だって死んでもいいから‼』と笑いながら答えていらっしゃいました…
本当の意味で強い方なんだなと。思ったものです。
とまあ、『死』に向かってひとつの悟りというか、非常にシンプルに考えてる方はこの世の中では無敵のようですw
さて、我々パニック障害は…タナトフォビアにどう向き合うべきでしょうか?
・哲学書、宗教書、思想書を読み漁る
・何かに没頭し、『死』を考えないように暮らす
・シンプルに考えても仕方ない事を考えないようにする
・いつか、死ぬことを受け入れる
・死んだらいい所に行くと想定する
どれでも自分に向いていそうな事を試してみて下さい
私ですがね…タナトフォビアはあるのか…どうなのか…多分、あるとは思いますが…
仮に強くあればおくりびとなんてできません‼
目の前に『死』が横たわっているのですから。仕事が『死』と向き合う事なんですから。
皆さんにエールを送る事に際して…
二人の和尚の話を最後に贈ります。
これから生きていく事を胸を張って欲しいから。
災難に逢う時節には
災難に逢うがよく候。
死ぬ時節には死ぬがよく候。
これはこれ災難をのがるる妙法にて候。
良寛和尚
禅の先祖と呼ばれる達磨大師がおられ、そのお弟子に慧司ーえかーがおりました。その慧司が達磨大師に『私は不安で不安でいっぱいです。』と相談いたしました。
すると達磨大師は『お前の不安を全て取り除いてあげよう』と仰って続けた。
『お前の不安を全て取り除いてあげるから全て目の前に出してごらん』と。
達磨大師
この二人の和尚のお話はとても深いですよ‼(о´∀`о)
呼吸して下さい。空気はうまい。
体をつねって下さい。痛い。
花に顔を近付けて下さい。いい匂い。
外に出て下さい。うん。気持ちいい。
我々はいつか、死にます。それに怯えてどうします?怯えて『死』から免れますか?考えて免れますか?生まれて来なかったら良かったと思いますか?
今をがむしゃらに生きる事
大丈夫。死ぬ以外は全てかすり傷。ゆっくり、じっくりいきましょう。
本日もご奉読有り難うございました。