事業資金をなるたけ減らさず月々の支払いで資金繰り可能にしてくれるのがリースとローンです。
そんなリースとローンについてお話します。
まずリースとローンのそれぞれのメリットについて決定的なのは自己資産かどうか。
リースは月々の経費として損金勘定でき、かつコストの把握や管理が楽になるのに対してローンの場合自己資産となるので減価償却が必要となります。ただリースの場合契約終了後再リース又は返却が必要となり面倒な手続きがいります。頭金についてはリースは不必要ですがローンの場合は必要となります。
飲食店の場合リース物件で多いのが厨房機器。厨房機器の適正リース期間は以下となります。
厨房機器の耐用年数は6年くらいですので税法上の適正リース期間は10年以下の耐用年数の場合
耐用年数の0.7年~1.2年と決まっています。つまり4年~7年が適正リース期間と言えます。
デメリットとしてはリースもローンも中途解約ができない事やローンの場合は負債として計上しなければなりません。またリースの場合手数料や管理費が計上されてるので一括購入した場合に比べて総額が高いのと契約が終了してもユーザーの資産になりません。契約満了時には物件を返却するか、再リース(リース期間の延長)するか、買い取るしか選択肢はありません。
又、リース契約の場合リース会社の瑕疵担保責任が免除されてる場合が多く欠陥品の場合リース会社ではなくメーカーや販売会社と直接交渉して問題を解決しなければなりません。
そのためユーザーはリース契約とは別に、売り主やメーカーと物件の保守管理契約を結ぶのが無難と言えます。
ちなみにリース会社の瑕疵担保責任が免責されているのは次のような理由からです。
1.物件を選定したのはユーザーである
2.リース会社はすべての物件についての専門的な知識や技能をもっていない
3.リース料に瑕疵を担保するような費用が含まれていない
いずれにせよ、設備投資にかかるコストが平均化されるとはいえ、リースは大きな費用をかけた設備の導入に他なりません。しっかりとした設備投資計画と、物件とリースの契約内容について十分な吟味が必要になります。