2017年アメリカ
監督:M･ナイト･シャマラン
出演:アニヤ･テイラー＝ジョイ
しまった。またやってしまった。あれだけシャマランの映画はもう見ないと決めたのに。多重人格者vs女子高生だの、全米３週連続１位なぞに惑わされて、今度こそは面白いかも、と期待した俺がバカでした。なんだよこれ～。
恐くない、ハラハラしない、笑えもしない、苛々しっぱなしで、30分しない内に早く終われと願うばかり。23人格といっても4、5人しか出てこないし、マカヴオイ君は線が細過ぎて強く見えないし、危険とも思えない。凶器も持ってないし隙だらけだから、女子高生3人いればなんとかなるはず。
あのバカっぽい娘が半年習った空手を披露すれば、もっと早く終わっただろう。子供の人格の時袋叩きにしてやりゃいいのに。鍵だって貧弱だ。何度も訪れるチャンスを逃がしてバカじゃねえの！
あの精神科医が何か知ってるかと思ったら何も役に立たないし、ただ流れを邪魔してるだけ。主役の子のトラウマも大して重要じゃないし。終盤いきなりの超常現象的展開になるのはなんなんだ？
お約束のサプライズも今回は無し。と思ったら！驚きのラストが用意されていた。まあ大した物じゃないけど、何が驚いたって、シャマランあの映画の続編まだ諦めていなかったのか。面白くなさそうだし見たいとも思わないけど…
キャナルシティ20170602