一応いろいろ趣向を凝らしているが、宴会のバカ話程度のノリと思い付きで、大した事を考えていないのは前作同様。内容はスタローン御大の言葉通り、search,find,kill（探して見つけてぶっ殺す）
今回もマッチョなおっさん集団は、作戦なんぞお構い無しで正面突破の大暴れ。敵でも壁でも立ちはだかる物は木っ端微塵に粉砕し、何百人殺してもこっちは無傷。
たまにピンチになっても敵は撃ってこずに“手を上げろ”（なんで？）そしてモタモタしてる間にシュワルツェネッガーやチャック・ノリス！が助けに現れる。「待たせたな」「遅いぞ」のお約束のセリフで疑問の余地など与えない。
新人のナイスガイな若造は予想通りすぐ死ぬし、殺したバンダムは何故かスタローン達を見逃して恨みまとめ買い。殺した数は間違いなく敵の数を上回っているし、あれだけ銃撃ちまくっても決着は何故か殴りあい。
こんな感じで突っ込みだけで行数埋まる適当映画だが、それが全く気にならない。てかこれだけの面子が顔揃えている映画、最初っから文句なんぞ言わせん！とマッチョおやじ達が宣言してるようなもの。なにせ祭ですから。
チャック・ノリスとスタローンの仲良しトーク、バンダム対スタローン、シュワルツェネッガーとブルース・ウィリスの相乗りなど夢のシーン満載。次はセガールやウェズリーも加えて盛大にやって欲しいね。もちろんセガールは悪役ね。
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