孤独の発明 (新潮文庫)/ポール・オースター

¥580
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私の父は、52歳で離婚し、ニューアークの家で、ひとり孤独に死んでいった。父の死を伝え聞いた私は、15年ぶりに帰郷し、遺品の数々と対峙する。そこで、私は一冊のアルバムを見つけた。夥しい父の写真。私は曖昧な記憶をたどり始める。父の孤独な精神の闇。父の父(祖父)をめぐる不幸な殺人事件・・・・・・。見えない父の実像を求めて苦闘する私。父子関係をめぐる著者の記念碑的作品。
(裏表紙あらすじより抜粋)
久しぶりの読書記事です。なんと2月初。
あいだがあきましたが、実は2冊併読してました。
一冊は短編集で、その内容がとてもとても素晴らしいから一日一話ずつと決めてちびちび読み(今月中には読み終えてしまう)もう一冊が本書。
こちらはあんまり難しくてちびちびとしか読めませんでした(-"-;A
とても興味深い本なんです。が。
本書は『見えない人間の肖像』と『記憶の書』が収録されており、『見えない人間の肖像』ではあらすじにもある通り息子オースターが父オースターの実像を求めて苦闘しております。・・・なんかかわいらしいお名前表記。
幼少期に父に愛されなかったと感じている息子オースターは、大人になって自分の家族をつくり子供をもうけてもなお、父に愛されたいと願い、記憶を辿って父との思い出(けれどそれは大概失望に終わる)を探り出し、熱烈な探究心でもって父という人間について考察します。
冷静に、執拗に、苦々しく、熱狂的に、哲学的に、愛情たっぷりに。
その感情はたぶん多くの他者が理解できうるものだと思いますが、視点や考え方はポールオースターならではな感じがして惹かれました。独特です。
『記憶の書』では哲学や偶然のような運命、運命のような偶然のような出来事描かれていて、こちらも興味深かったです。難しかったし、読みにくい奇書なんですが、本当に本当に興味深い。見ず知らずの水溜りに飲み込まれた感があります。
立花が本を読みながら付箋を貼ったりラインをひいたりする習慣があったら、ちゃんと使われてる辞書みたいになっていることでしょう。
あとがきで吉本ばななさんが「ポールオースターに会ったというのが自慢です」と書いていらっしゃってうらやましく思いました。一瞬英語できないし会ってもしゃべることないかも、とは思ったんですが、いいな。素敵な経験。
今回は感想というより読んだという報告みたいですねf^_^;

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私の父は、52歳で離婚し、ニューアークの家で、ひとり孤独に死んでいった。父の死を伝え聞いた私は、15年ぶりに帰郷し、遺品の数々と対峙する。そこで、私は一冊のアルバムを見つけた。夥しい父の写真。私は曖昧な記憶をたどり始める。父の孤独な精神の闇。父の父(祖父)をめぐる不幸な殺人事件・・・・・・。見えない父の実像を求めて苦闘する私。父子関係をめぐる著者の記念碑的作品。
(裏表紙あらすじより抜粋)
久しぶりの読書記事です。なんと2月初。
あいだがあきましたが、実は2冊併読してました。
一冊は短編集で、その内容がとてもとても素晴らしいから一日一話ずつと決めてちびちび読み(今月中には読み終えてしまう)もう一冊が本書。
こちらはあんまり難しくてちびちびとしか読めませんでした(-"-;A
とても興味深い本なんです。が。
本書は『見えない人間の肖像』と『記憶の書』が収録されており、『見えない人間の肖像』ではあらすじにもある通り息子オースターが父オースターの実像を求めて苦闘しております。・・・なんかかわいらしいお名前表記。
幼少期に父に愛されなかったと感じている息子オースターは、大人になって自分の家族をつくり子供をもうけてもなお、父に愛されたいと願い、記憶を辿って父との思い出(けれどそれは大概失望に終わる)を探り出し、熱烈な探究心でもって父という人間について考察します。
冷静に、執拗に、苦々しく、熱狂的に、哲学的に、愛情たっぷりに。
その感情はたぶん多くの他者が理解できうるものだと思いますが、視点や考え方はポールオースターならではな感じがして惹かれました。独特です。
『記憶の書』では哲学や偶然のような運命、運命のような偶然のような出来事描かれていて、こちらも興味深かったです。難しかったし、読みにくい奇書なんですが、本当に本当に興味深い。見ず知らずの水溜りに飲み込まれた感があります。
立花が本を読みながら付箋を貼ったりラインをひいたりする習慣があったら、ちゃんと使われてる辞書みたいになっていることでしょう。
あとがきで吉本ばななさんが「ポールオースターに会ったというのが自慢です」と書いていらっしゃってうらやましく思いました。一瞬英語できないし会ってもしゃべることないかも、とは思ったんですが、いいな。素敵な経験。
今回は感想というより読んだという報告みたいですねf^_^;