キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)/J.D. サリンジャー

¥924
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ひさしぶりの読書記事。有名な作品ですね。
単位を落として学校を退学になった少年・ホールデンが放浪するお話。
サリンジャーはずーっと前に『ナイン・ストーリーズ』を読んだきりで、それがかなりずーっと前なのでほとんど忘れているんですが、面くらいました。
静かであっけらかんとした、攻撃的なイメージが頭にあったんですが、こんなだったかしら?サリンジャー?
主人公のホールデンは学校が大嫌いで、というかほんのわずかな身内を除く、世の中のなにもかもを憎んでいるような少年。
彼に言わせると学校はくだらないものの巣窟で、同級生も先生もくだらない人間で、自分と関係を持たない女の子はくだらない女になります。
タオルもくだらない、ひげそりもエレベーターもドアノブも、たいていは全てくだらない。
加えてホールデンはかなりの変わり者で、大袈裟で嘘つきでやたらプライドが高く、気分がのったからタップダンスを踊り、ルームメイトにプロレス技をかけ、怪しげな赤いハンティング帽をかぶります。
と、ここまでかいていると全部ただの悪口のように思えるんですが、悪意はありませんので誤解なさらないでくださいね(;´`A
そんな突飛で攻撃的な主人公ですが、立花は正直、イラッとしながら読みました。
前半の後半から中盤の後半までくらいまでは。
いつまでいじけてるんだと。正直、思ってしまいました。名作なのにごめんなさいです。
前半は、青春って恥ずかしくて憎しみめいたものだったような気がすると、なにやら恥ずかしく読み、中盤は上にある通りに。
けれど後半はホールデンの見る景色や彼を覆う空気、当たり前に彼の心を犯そうと・・・矯正しようとする他者が、やたら憎いものに思えてきました。それはあたたかいようで、ありがたいようでもあるんだけど。
君はおかしい、教育を受けよう、大人になれよ、好きなものをみつけて、虚勢を張らずに、私たちは結局子供なんだから・・・。
ホールデンの出会う人々は口々に言います。
それを言う人々に彼が自分から会いに行くのは、自由を得ているようでいて彼自身が大人というものに成長しなければと焦っているようで、悲しくなります。
私たちはどうやって大人になったんだっけ?
私たちは果たして、ちゃんと大人になれている?
この問に胸をはって、もしくは鼻で笑ってYES!と答えられるような人は立花は信用なりませぬ。ぬ?
中盤イラッとしましたが、やはりやはり名作でした。
そのうちナインストーリーズも再読しようと思います。

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ひさしぶりの読書記事。有名な作品ですね。
単位を落として学校を退学になった少年・ホールデンが放浪するお話。
サリンジャーはずーっと前に『ナイン・ストーリーズ』を読んだきりで、それがかなりずーっと前なのでほとんど忘れているんですが、面くらいました。
静かであっけらかんとした、攻撃的なイメージが頭にあったんですが、こんなだったかしら?サリンジャー?
主人公のホールデンは学校が大嫌いで、というかほんのわずかな身内を除く、世の中のなにもかもを憎んでいるような少年。
彼に言わせると学校はくだらないものの巣窟で、同級生も先生もくだらない人間で、自分と関係を持たない女の子はくだらない女になります。
タオルもくだらない、ひげそりもエレベーターもドアノブも、たいていは全てくだらない。
加えてホールデンはかなりの変わり者で、大袈裟で嘘つきでやたらプライドが高く、気分がのったからタップダンスを踊り、ルームメイトにプロレス技をかけ、怪しげな赤いハンティング帽をかぶります。
と、ここまでかいていると全部ただの悪口のように思えるんですが、悪意はありませんので誤解なさらないでくださいね(;´`A
そんな突飛で攻撃的な主人公ですが、立花は正直、イラッとしながら読みました。
前半の後半から中盤の後半までくらいまでは。
いつまでいじけてるんだと。正直、思ってしまいました。名作なのにごめんなさいです。
前半は、青春って恥ずかしくて憎しみめいたものだったような気がすると、なにやら恥ずかしく読み、中盤は上にある通りに。
けれど後半はホールデンの見る景色や彼を覆う空気、当たり前に彼の心を犯そうと・・・矯正しようとする他者が、やたら憎いものに思えてきました。それはあたたかいようで、ありがたいようでもあるんだけど。
君はおかしい、教育を受けよう、大人になれよ、好きなものをみつけて、虚勢を張らずに、私たちは結局子供なんだから・・・。
ホールデンの出会う人々は口々に言います。
それを言う人々に彼が自分から会いに行くのは、自由を得ているようでいて彼自身が大人というものに成長しなければと焦っているようで、悲しくなります。
私たちはどうやって大人になったんだっけ?
私たちは果たして、ちゃんと大人になれている?
この問に胸をはって、もしくは鼻で笑ってYES!と答えられるような人は立花は信用なりませぬ。ぬ?
中盤イラッとしましたが、やはりやはり名作でした。
そのうちナインストーリーズも再読しようと思います。