崇福寺を拝観したら近くの興福寺へ。


こちらも唐寺




長い階段はあったけど、登ってみればあとは広い境内。日当たりがよく明るい。

ちょうどあじさい祭りをしてました。

ここは開祖がかの有名な隠元禅師だそうで。
いんげんまめやちゃぶ台なんかを日本にもたらした方。
日本の基礎を築いたといっても良いかもしれない。

ご朱印を、頂けたのですが、コミュ力の塊の母はご住職と長話。
かつては檀家さんの殆どが貿易商の中国人だったとのこと。
この吹き流しは入港してくる中国商人のための合図だったとか。

この吹き流しは棒に絡まないような工夫がされていて、風の向きに合わせて棒も動く仕組みになっています。

長崎の鯉のぼりはこれと同じ仕組みなので、絡まないそうです。

本堂は原爆で飛ばされたそうですが、山があったために消失を免れ、元通り組み立てることができたそう。
また、隠元禅師のように唐僧は日本の僧のように髪やひげを剃らず伸びるがままに任せていたとか。

親からもらったものを大事にするといった思想があったみたい。

隠元禅師
穏やかなお顔。