調停の記事のところで、書き忘れていたことを思い出しました![]()
第1回目の調停の日です。
花子は、自分の聴取が終わったとき、調停員に「一郎に渡して欲しい。」と封筒を預けました。
中身は、写真です![]()
吾郎の写真、数十枚です。
一郎と吾郎、2人で写ったものもあります。
脱出の際、アルバムは全部花子が持って出ました。
その中からほんの一部だけど、一郎へ渡そうと思い、調停へ持参しました。
会えなくて淋しいだろうから、せめて写真だけでも・・・
と思ったのです。
まだ、現在も家にあるアルバムの中には、一郎の写っている写真がたくさんあります。
結婚前のデートの写真もあるし、ウエディングドレスの写真もあります。
吾郎が初めての子供だったし、花子が写真好きだったこともあって、相当な数の写真が残っています。
一郎に憎しみを抱いたときは、写真を見るのもイヤでイヤで・・・
すべてアルバムから外して、捨ててしまいたいと思いました。
ですが、今は、ちょっと違います。
別に好んで写真を見たいとは思いませんが(笑)、結婚していた事実、ともに生活していた事実、吾郎の父親であるという事実から、目を背けなくてもいいと思うようになりました。
楽しいときもあった、幸せなときもあった。
だから、すべてを否定する必要はないと思うようになりました。
かと言って、苦しめられたことを忘れたわけではないし、あの辛かった日々の思いが心から消えるわけではありません。
でも、とりあえず今は、一郎の写真も義両親の写真も、そのまま残っています。
たぶん、これからもずっと・・・
一郎は、花子が調停の日に渡した吾郎の写真を、何度も見つめたのでしょうか?
そして、吾郎に対して、すまなかったと思ってくれたでしょうか?
養育費を多く振り込んでくれたこの3ヶ月間、花子はそんなことを考えていました。
吾郎をかわいいと思ってほしい・・・
だって、2人の子供だもの。
それが、今の気持ち、真実です。