70万円の借金レシートについて、一郎に話を聞かなければ。。。
花子は、こう切り出しました。
「お金だいじょうぶなのかなぁ~と思って、
ちょっと財布のなか見せてもらったんだよね。
そしたらさぁ・・・●●信販の明細みたいなのが入ってたんだけど、あれ何?」
「ああ~あれね、別に何でもないよ。
俺のお守りみたいなもんだよ。
・・・けど、そういうの勝手に見られると困っちゃうなぁ~(苦笑)」
・・・お守り?あれが?!
レシートに書いてあった契約の日付が結婚前のものだったことと、契約店舗が以前住んでた県外のものだったこともあって、一郎が言ってることがホントなのかな?なんて一瞬思ったり。
つまり、昔の借金であって今は関係ないということ。
が、そんなわけない!
明らかに嘘を言っている!
借金夫は、平気で嘘をつきます。
時には、トンデモナイありえない嘘を平気な顔で言います。
一郎への不信感がMAXに達してきた花子は、次第に探偵へと化していきました。
ポケットやら、財布やら、カバンやらは、お風呂に入ってる隙や寝ている間にチェック![]()
それまで一郎宛の封書を許可なしに開封したことはなかったけど、「怪しい」と思った封書は上手に開封して中身をチェック![]()
チェックした後はまた上手に封をし、元通りの状態で一郎へ手渡す![]()
花子は、なかなかの名探偵でした。
だんだんと、借金が具体化してきましたよ![]()
クレジットカードを利用して、キャッシングを頻繁にしていること。
それによって、かなり高額の利息を支払っていること。
キャッシングの返済をするために消費者金融に手を出し、そこでも高額の利息を支払っていること。
そして、返済の元金はちっとも減っていないこと。
どうしよう・・・
とにかく、こんな高い利息を支払わされるんじゃ、たまったもんじゃない!
1日も早く、まとめて返済しなきゃ。
花子の借金じゃないのに・・・
それなのに 花子は必死でした。
当時、地元の銀行が『おまとめローン』というのをよく宣伝していました。
「消費者金融借入おまとめ希望の方もお気軽にご相談ください!」という広告を見て、
世間知らずだった私は、ああこれで返そう!と思いつきました。
そして遂に、一郎と借金の話し合いをすることにしました。
「話があるんだけど・・・借金のこと。
お金借りてるよね?カード会社に問い合わせたんよ。
キャッシングで80万も使ってるんだって?(←カード会社に問い合わせたというのは、嘘です)」
「えっ?なんで知ってると?」
「それから、ほかにも借りてるよね。●●信販とか●コムとか。」
「はっ?なんで?」
さすがにもう隠せないと思ったのでしょうか?
それとも、バレてしまって内心ホッとしていたのでしょうか。
予想に反して、なんだかものすごく素直な態度でした。
花子は『おまとめローン』の話をし、とりあえず高額の利息をどうにかしようと訴えました。
そして、銀行の審査を受けるための申し込み用紙を一郎の目の前に出しました。
これに年収や借金額等を記入して、審査を受けるのです。
一郎はしばらくじっと黙っていましたが、腹をくくったのか借金額を記入し始めました。
(借入先) (借入残高) (毎月返済額)
●●信販 100万円 28000円
●コム 80万円 24000円
●イフル 50万円 22000円
======================
(合計) 230万円 76000円
はぁ~っ??
こんなにあるの??
いえ、いえ、まだまだあるんです!!
借金夫というのは、なかなかすべてをさらけ出しません。
こんなとこで格好つけてもしょうがないのに、なかなか全額を言いません。
なぜ借金額でサバを読むのか分からないんだけど、一郎はずっとそうでした。
いつも、実際よりすこし少ない額を申告します。
そして、その少し残った借金が元で、再び深みにハマって行くことが多いのです。
このときは、230万円のほかにサラ金みたいなところから
ちょこちょこと合計100万円以上を借入。
そして、クレジットカードのキャッシング残高が80万円なので、
全部で400万円以上!
やっと全てを聞けたけれど、聞いたら聞いたで、ドン底気分に陥ります。
花子は、生きた心地がしませんでした。
頭に、カーッと血が昇っていくのが分かりました。
こんなにあるんじゃ、まとめてもらったってとても返せない![]()
だって、年収に近い金額じゃないの。
花子は、途方に暮れました。
乳飲み子を抱えて、これからどうやって生きていくのか
このときは本当に、目の前が真っ暗でした。
~つづく~