「餞幟」を読んで基本に立ち返る | プロ作家へGO!!

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第35回創作テレビドラマ大賞の佳作
「餞幟(はなむけのぼり)」を読みました。

家族を事故で失った少女と祖父が
鯉幟作りを通して人間として成長していくお話。

ベタなのに見事に泣けたなあ。
ガチンコに人間ドラマを描いています。
そこに鯉幟職人という設定を組み込んで
リアリティと独自性を作り出しています。

主人公にカセを持たせて、
そこを軸にして対立・葛藤を際立たせる、
きちんと取材してディティールを詰める、
こういった基本的なことを忠実にやれば
良質なシナリオが書けるんですねえ。

前回、タイトル発想法みたいな姑息なやり方を
得意げに語ってしまったが、
今まで自分が書いてきたのは所詮絵空事というか、
現実味のないストーリーだったかもと反省。

何も突飛な発想なんて必要なくて、
人間ドラマを描く筆力と取材によるリアリティがあれば、
いいものが書ける、そのためのスキルを身につけるべきなのだ。

20枚シナリオでシーンをデッサンするという意識を
今一度しっかり持って課題に臨みたい。

そしてやはり受賞作はちゃんと目を通さなきゃだな。