こんにちは。

今回は菊川市嶺田にあります

井ノ宮神社のご紹介をいたします。

御祭神は中条右近太夫 ここ嶺田の地の農民の方です。

嶺田地区は戦国時代から水源がなく日照りの害もよくあり、一方できく川の氾濫にも悩まされて村人達の暮らしはとても厳しいものでした。


鷹狩りで嶺田村にきた徳川家康公は村人の飲み水が濁っていることに嘆き、

きく川上流の奈良淵から用水を引くことを命じましたが具体的に作られることなく計画は立ち消えとなってしまいました。

そして右近太夫は用水をなんとか引こうと狂人のふりをして大木に登ったり、飛ばした凧の紐が切れたと拾いに行くこと装い隣村の様子や土地の高低などをあの手この手と測量していたと言われています。

そして横須賀藩に用水堀削を願い出ますが何度訴えても許可はおりませんでした。

そこで苦渋の決断で幕府に直訴することを決意。当時、藩主を越え、幕府に直訴するのはご法度、たとえどんな理由でも本人だけでなく家族までが死罪となります。そこで右近太夫は妻と離縁し、子供とも縁を切りたった一人で幕府に直訴し、「徳川家康公ゆかりの用水」堀削の許しを求め、その願いはやっと叶いました。

しかし右近太夫は1626年1月23日に死罪に処せられました。

その後用水堀削は実現し、嶺田用水は現在に至るまで恵みの水をもたらしています。


この嶺田の地に用水を開削するために命をかけてこの地域を救った右近太夫の業績を讃え感謝の思いとともに井ノ宮神社は創建されました。


郷土のために命をかけた方々のおかげで私達の住まう地があり、水があり、生活できいることを忘れず日々感謝していきたいものです。






本殿  境内はとてもきれいでゴミひとつもなく、皆様から大切にされているのがよくわかりました。

中条右近大夫さんの供養塔






目の前が広場になっていてお散歩をしたり寛げる広場がありました。


ため池

大きな日輪が上空に出ていました。

とても静かで平野を望め、自然豊かなこちらの井ノ宮神社にぜひ御参拝ください。右近太夫さんもきっと喜んでくださると思います。

最後までお読みくださりありがとう御座いました🙏