英語が通じない中国 | しちふくのひとやすみ

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獣医師&獣医鍼灸師&レイキヒーラーである
しちふくの感じたいろんなこと

上海研修の続きです。

もう1か月ほど経ちますが、
もう少し書かせてください。

ピンク音符   ブルー音符   むらさき音符   ピンク音符   ブルー音符


中国で一番困るのは英語が通じないことです。

中国に行くなら中国語を勉強すべき
なのかもしれませんが、
残念ながら「ニーハオ」と「シェシェ」しか
分かりませんショボーン

飛行機のCAさんは流石に英語が分かります飛行機

でも、一般の人は英語が分からない人が
ほとんどです。

一般の人は仕方ないとしても、
外国人も泊まるホテルのフロントにも
英語が分かるスタッフが
一人しかいませんでした。

一番驚いたのは、
浦東国際空港での出来事でした。

帰りの成田行きの飛行機の
搭乗口で待っていたとき、
いつまで経っても搭乗手続きが始まりません。

そろそろ出発時刻なのに、
何の情報提供もありませんでした。

乗客が次次にカウンターに
問い合わせに行くのですが、
全体に対するアナウンスはありません。

そこで、搭乗口のカウンターに
訊きに行きました。

カウンターのお姉さんに英語で話しかけたら
何と! 英語が通じませんチーン

これは困りましたねー滝汗

ところが、ここに救世主が現れましたキラキラ

若い中国人のお兄さんが近づいてきて
「ワタシ日本語分かりますから
 通訳しますよ」
と申し出てくれました。

で、結局カウンター係員の答えは
「理由は分からないが、準備が遅れている」
というものでしたゲッソリ

日本だったら、こういうとき
早め早めに情報提供がありますが、
中国ではこんなものなのですかね。。

このような状況でも特に混乱もなく、
中国人も日本人も淡々と待っていました。

因みに、救世主のお兄さんですが、
半年前から東北大学の工学部で学ぶ
留学生なのだそうです。

今回は中国に里帰りして
仙台に戻るところなのだそうです。

日本で神社仏閣巡りが好きになったそうで、
御朱印帳を何冊も持っていて
見せてくれました神社

このお兄さん、日本人を見かけると
(服装などで分かります)
「分からないことがあったら通訳します」
と声かけしていました。

グランドスタッフに英語が通じない状況で
とても頼もしい留学生さんでした拍手


。。。。。


さて、出発時刻を30分ほど過ぎてから
こんな紙が貼り出されました。遅いなー


「機械メンテナンスのため遅れている」
と書かれていました。

あとどのくらいかかるか、
などの情報はありませんでした(-ω-;)

結局、1時間ほど遅れて搭乗が始まりました。

座席番号で組み分けして並ぶように
誘導されましたが、
文句を言う人もなく
皆さん粛粛と並んでいました。

中国人というと「横入り」とか連想しますが、
全然そんなことありませんでした。

皆さん礼儀正しかったです。



でも、国際空港のグランドスタッフは
せめて英語が通じると助かります。

そう言う意味で、中国の真の国際化は
まだこれからなのかなぁ、と思いました。




 

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