5月3日と4日の二日間、
スパジリックの初級セラピスト講座を受講しました。
スパジリックというのは植物から作られる自然療法のエッセンスで
香りを楽しむためでなく、最初から飲用目的で作られています。
ネットでスパジリックと検索すると国産の顔・体用クリームもでてきますが、それとはまったく関係ありません。
スパジリックはアロマに似ていますが、アロマよりも深く魂と精神と身体に働きかけます。
スパジリックには
クイントエッセンス
ジェモテラピー
マザーチンクチャー
の3種類があります。
クイントエッセンスの作り方:
植物から水蒸気蒸留法でアロマ(精油)を抽出する
アロマを取った残りの液体や葉を発酵させ
天然のアルコールを作る
発酵させても残る植物の身体を焼き
残った灰を水にさらし、それをまた焼く
という作業を繰り返し、
最後に植物由来のミネラル分を取り出す
最後に、、 を混ぜ合わせると
クイントエッセンスの出来上がり。
昔の錬金術の手法なのだそうです
職人さんが手間暇かけて手作業で作るそうです。
のアロマは植物の魂
のアルコールは植物の精神(スピリット)
のミネラル分は植物の身体
に相当します。
魂と精神と身体が三位一体になったものです。
このため、魂にも精神にも身体にもバランスよく働きかけてくれます。
クイントエッセンスは作用が強いので、
動物に使う場合は飲用でなく塗布使用になります。
動物に飲ませる場合はジェモテラピーを使います。
ジェモというのは植物の芽やつぼみのことです
スパジリックのジェモテラピーの作り方:
植物の芽やつぼみ(ジェモ)を
グリセリンと水ベースの液体に漬け
植物エキスを取る
残ったジェモを焼いては
水にさらす工程を繰り返し
植物由来のミネラルを取る
とを混ぜ合わせてジェモテラピーの出来上がり。
アロマ(精油)やアルコールを含まないので
香りも味も強くありません。
その分、幼児や動物にも飲ませることができます。
講師はイタリア在住の日本人 ラクシュミー優さん。
イタリアで3年間自然療法の学校に通い
「自然療法士」の資格を持っています。
今回はクイントエッセンスとジェモテラピーについて深く学びました。
イタリアの自然療法では、
太陽や月や惑星を考え方の基本に使います。
人間の性格や体形なども惑星に当てはめて分類されます。
東洋医学の五行の考えに似ていて
とても興味深かったです。
今回の講座では、以前からブログを拝読していた
人間の鍼灸師の資格をお持ちで
ホリスティック医療コーディネーターとして
活動されている岩田美恵さんとご一緒できました
人間と動物の違いはあれど
同じ鍼灸師として活動する美恵さんから
学ぶことも多かったです
もうお一人、京都からあけみさんも参加されていました。
充実した2日間の講座を開いてくださったラクシュミーさん、
ありがとうございました
一緒に講座を受けてくださった美恵さんとあけみさん、
ありがとうございました
動物さんの診療にもスパジリックを
取り入れていきたいと思っています
動物たちが穏やかに過ごせるよう
これからも精進していきます