確かに辻褄が合う!と思った『マルス-ゼロの革命-』の考え方。

 



これから死ぬんでしょ?


渾一が零と出会ったところから始まって、その場面で終わるラスト。



ウドの言葉で、零くんの名前も年齢もすべてが詐称であることが解って実際には何者なのか解らずじまいとなってしまってのエンディング。



番組が始まる前に出された零くんのプロフィールには、正体は?の文字。



もしも零くんが実際に存在しない人物だとしたら、冒頭の場面ですでに渾一くんは事故にあっていて、朦朧とする意識下で最後まで頭にあった大好きだった『マルス』を正当化したのかなと。

そして自分が『マルス』の一員として活躍するというストーリーが展開されることがあってもおかしくない。

渾一自身が描く幸せな世界…


最後まで観た感想として残るのは、渾一が救ってもらいたいと思っているこんな世界を、渾一にとってヒーローのマルスが立て直すストーリーと言うこと。

世の中の深い闇を救っていく物語だし現代社会に通ずる話ではあるけれど、誰得?と言うと最終的に渾一くん得なのではないかしら。


個人的に、極めつけと感じたのが、『マルス』のメンバーがひとりひとり部室を去っていくシーンで、最後の最後に香恋は渾一に何を言うのかなと思いながら見ていたのだけど、そこで掛けた言葉が


またね



次がないからこその「またね」だったのかな…と考えられなくもないなと。

幼なじみなのにここでわざわざ呼び止めての「またね」

香恋が自分のことをわかってくれた渾一に惹かれた?香恋が國見のもとに行くとも思えないしと、いろいろ考えてしまいました笑



救世主?悪魔?

渾一の前に、突然現れたゼロ。
金髪で白のタートルネックに白のダッフルコートを着た零くんは、本当に天から遣わされた天使👼だったのかもしれないなと。


だからこそ、最後のテロップに繋がるのかなとも。



It's Show Time!!

が不適切な表現とは考えられない。
…だから自分で消した?消された?


実際のところは「ご想像にお任せします」なのだと思うけれど、渾一の希望する世界。
そしてその実現を自分のヒーローのマルスが成し遂げてくれた…
そう考えると辻褄が合うなと。

昨日はエンディングにえっ?となっていたけれど、この考えに至ってからはスッキリしました(*˘︶˘*)

色んな考え方があるものですね。