天皇杯準決勝 G大阪戦はエスパルスの可能性を見せた試合だった。
若手中心で挑んだエスパルスは、2点を先制され苦しい立場に追いやられながら、加賀美翔のプロデビュー戦にしてゴールを挙げるという快挙で反撃開始。
4分後に村田和哉のドリブルからノールックのスルーパスに反応した高木善朗のゴールで同点に追いついた。

G大阪には今季1点も挙げられていないことを考えると、この若手の活躍がいかにすごいかが分かるだろう。結果から見ると2-5と大差で敗れてしまったが、「今日出ている選手はあまり試合に絡んでいない選手だったが、少しはレギュラーの選手を脅かせたのかなと思う。レギュラー争いを激しくして、チームのレベルアップにつなげられたら。」と加賀美が話したように、チームに刺激を与えたことだろう。

また、この試合で長沢駿が約7か月ぶりに帰ってきた。76分からの出場に「泣きそうなくらい嬉しかった」とベンチを飛び出して行くと、ロングボールを頭で大前元紀に落としてチャンスを演出。短い時間だったが、持ち味を発揮することになった。

彼が復帰したことにより、終盤のオプションがまた増えることになるだろう。ゴールを呼び込むことも、自ら決めることもできるという頼もしい存在を迎え、残り2試合を戦うことができるようになったことは大きい...