身ぶり手ぶりを交え、選手に指示を出すゴトビ監督(左)

 J1清水エスパルスは6日、横浜Mとのホーム開幕戦(8日・アイスタ)に向け完全非公開練習を行った。ゴトビ監督(50)はMF藤本淳吾(29)、FW伊藤翔(25)の元清水所属選手を封じ、7年ぶりの開幕2連勝奪取を誓った。

 指揮官の目には確かな自信が宿っていた。完全非公開練習を終えたゴトビ監督は「昨日は雨で室内練習だったが、やれるだけのことはやれている。皆、良い状態を維持している」とキッパリ言い切った。横浜M戦では、開幕戦出場停止だったMF村松も復帰。指揮官は「昨季の対戦で、彼は中村俊輔を89分59秒抑え込んでいた。他の選手ができないことをするし、リーグでも最高の選手の1人」と変わらぬ信頼を寄せ、先発を示唆した。

 昨季同様、ホーム開幕戦の相手は横浜Mだ。MVPに輝いたMF中村俊輔を擁し、昨季はリーグ2位。今季は藤本や伊藤と清水に在籍していた選手を獲得。大宮との開幕戦では2人が共に得点を挙げ、勝利に貢献した。ゴトビ監督は「藤本は創造性豊かなプレーヤーだし、翔は昨季の終盤からとても良いプレーを続けている。彼らを止めなくてはいけないが、あくまで我々は普段通りのスタイルを貫きたい」と、元オレンジ軍団を意識し過ぎず、自然体で封じる。

 けがから出遅れていたDFヤコヴィッチも開幕戦で途中出場し、横浜M戦も「スタメンで起用するかは決めていないが、プレーできる状態」と指揮官。離脱組が合流し、万全の態勢が整ったゴトビ・エスパルスが昨季のホーム開幕戦、0―5で敗れ味わった屈辱を晴らす。